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モンゴル


モンゴルの気候・風土

モンゴルは、アジア地域にあってロシアと中国の間に位置している国です。
首都はウランバートルで、海抜1,351メートルという高地に位置しているため、紫外線が非常に強いです。
日中は熱く夜は寒いという気候で、気温の差が激しく、雨は比較的少ないため一年を通して乾燥しています。そのため、日中は日射病や熱中症、脱水症状など、夜間は凍傷や低体温症などに注意が必要となります。

また、モンゴルでは自動車の排気ガスやゲルなどから出る煙が原因とされる大気汚染も深刻な問題となっているため、循環器系の疾患にも注意してください。


モンゴルでリスクの高い感染症としては、A型B型、C型肝炎です。

特にB型、C型肝炎はモンゴル国民の1~2割がウイルスを持っていると言われており、感染源が非常に多いことが挙げられます。

A型B型肝炎は事前にワクチンを接種しておけば感染を防ぐことが可能です。
また、モンゴルはアジア圏の中でも特に結核が多い国の一つと言われています。結核は咳によって感染してしまいますが、これもBCGワクチンで防ぐことが出来ます。

その他、狂犬病も危険度が高くなっています。狂犬病は万が一発症すれば100%死ぬという恐ろしい病気です。犬だけでなく猫やコウモリなど狂犬病ウイルスを持つ動物から噛まれることで感染するため、動物には最大の注意を払って下さい。
なお、狂犬病についても有効なワクチンがありますので、事前にワクチン接種による対策をしておきましょう。

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モンゴルで注意すべき感染症

長期滞在で注意が必要な感染症
  • 破傷風

    破傷風の菌は日本を含む世界中の土壌の至るところに存在し、怪我をすると傷口から侵入し感染します。感染すると潜伏期間の後に口が開きにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状が出たのち、体のしびれや痛みが体中に...

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  • A型肝炎

    A型肝炎は食べ物や飲み物から経口感染する感染症。日本よりも衛生状況の悪い国で多く見られます。感染すると発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気、嘔吐などの症状の後、黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること...

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  • B型肝炎

    B型肝炎は性行為や適切に消毒されていない医療機器の使用などで血液や体液を介して感染する感染症。発展途上国を中心に世界中で広く流行しておりアジア、アフリカ、南米などが高度流行地域です。 感染した場...

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  • 狂犬病

    狂犬病は世界中の多くの国や地域で発生する感染症で、症状が発症した後はほぼ確実に死に至ります。狂犬病ウイルスに感染した犬や猫、キツネ、アライグマ、コウモリなどの動物に噛まれた際、傷口からウィルスが侵入し...

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  • 腸チフス

    腸チフスは多くの発展途上国、特に南アジアで多く見られる感染症です。チフス菌に感染した人の便や尿で汚染された水、氷、食べ物を国にすることで感染が広がります。感染すると1~3週間程度の潜伏期間の後、高熱、...

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  • 麻しん(はしか)

    麻しん(はしか)は日本を含む世界中に存在する感染症です。麻しんウィルスは非常に感染力が強く、空気感染や咳、くしゃみなどによる飛沫感染、接触感染をします。マスクや手洗いだけでは予防することはできないと言...

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  • 風しん

    風しんは日本を含む世界中に存在する感染症です。風しんウィルスは非常に感染力が強く、咳、くしゃみなど飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると2~3週間の後に発熱、発しん、リンパ節の腫れなどの症状...

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モンゴルで日本語・英語対応可能な医療機関

施設名SOS Medica Mongolia UB international clinic(SOSクリニック)
地域ウランバートル市
住所Баянзүрх дүүрэг (バヤンズルフ区),7-р хороо (第7ホロー),15-р хороолол(第15地区), их тойруу 4a байр, 東交差点からイフトイロー北上の北東角,科学技術大学(コンピューターサイエンスマネジメント学部)南側
電話番号11-464325-6-7
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日本語対応 不明
英語対応 不明
概要国際標準のトレーニングを受けたモンゴル人または外国人医師による診察と治療,レントゲンと血液検査,欧米製医薬品が提供される。メンバーシップ制のクリニックだが,旅行者は受診可能。支払は現金(米ドル可)またはクレジットカード。入院を必要とする重大な病気や大きなけが以外は,最優先で受診すべき医療機関。狂犬病の暴露後(受傷後)のグロブリンを含む処置が可能な,唯一の医療施設でもある。メンバー以外や時間外受診の場合は,必ず事前連絡のこと。

情報源:外務省 世界の医療事情より一部抜粋して掲載