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スペイン


スペインの気候・風土

ヨーロッパ西部に位置するスペインは国内でも地方によって気候が異なります。
スペイン北部のカンタブリア海沿岸は雨量が多く、夏は涼しくて冬は温暖という過ごしやすい海洋性気候です。
スペインの首都であるマドリッドがあるスペイン中部は、大陸性気候という夏は暑く冬は寒い気候です。
バルセロナがあるスペイン東部や南部は地中海に面しており、一年を通して温暖な気候の地中海性気候となっています。
首都マドリッドは日本の東京と比べても春夏秋冬いずれも同じような気温の変動をしますが、雨量はかなり少なく、乾燥した気候です。

スペインに渡航する際に注意すべき感染症としては、一つはクリミア・コンゴ出血熱が挙げられます。この感染症は2016年にスペインに常在していることが確認されました。
主にマダニに咬まれたり、ウィルスを持つ家畜と接触することで感染し、人から人へは感染患者の体液への直接接触で感染します。
40度を超える発熱と、関節痛や腹痛を伴い、また発症後3~5日後に皮膚内の出血である紫斑が現れます。
肝臓や腎臓の機能障害も現れ、2週間後の致死率は15~30%と非常に高くなっています。
クリミア・コンゴ出血熱は予防接種のワクチンがありません。感染した場合は対症療法になり、非常に危険です。

スペインでは、できるだけ家畜には近寄らず、またマダニに咬まれないよう長袖の衣服を着用するようにしましょう。
その他、破傷風B型肝炎についても感染の可能性がありますので、予防接種を受けてからスペインへ渡航するようにしましょう。

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スペインで注意すべき感染症

長期滞在で注意が必要な感染症
  • 破傷風

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スペインで日本語・英語対応可能な医療機関

現在確認できていません。

情報源:外務省 世界の医療事情より一部抜粋して掲載