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フランス


フランスの気候・風土

フランスは1年を通して低気温な気候が特徴になっています。冬には暖房をつけている家庭が多くなりますが、暖房により空気が乾燥しますので、保湿クリームなどを利用することが必要になります。
さらに短期旅行の場合、7時間から8時間という時差ボケなどによって体調が悪くなるケースも多く報告されていますので、短期滞在や旅行などの際には、体調管理や休む時間をしっかり確保することなどが大切になるでしょう。

フランスに渡航する際に注意しておきたい感染症は、破傷風B型肝炎です。

破傷風は、傷口に破傷風菌というウイルスが入ることで発症し、重篤な場合は死に至るケースもあります。

B型肝炎は、感染者の血液や体液から感染するため、感染者との性的接触によって感染するケースがほとんどです。また医療機関などで治療を受けた際に注射器などから感染する場合も考えられます。

また、草原や森林地帯に入る場合にはダニ脳炎にかかる可能性もあります。ダニ脳炎は発症すると死に至ることのある恐ろしい病気です。ダニ脳炎については、ダニなどに刺されることで感染しますので、長袖を着用することである程度防げます。

これらの感染症はすべて予防接種を受ければ防ぐことができますので、フランスに渡航する際は予防接種を受けておきましょう。
医療水準は世界トップレベルなので、とくに心配することはありませんが、受診手続きは日本と異なる部分もあるので、予め調べておくと安心できるでしょう。
医療機関によっても差がありますが、緊急以外の場合、医療機関に行く際には必ず予約が必要になってきます。 薬が処方された場合、日本と同様に薬局まで処方箋をもっていき、それに沿って購入しなければなりません。地方によっては医療機関と薬局が離れている場合もあるので注意が必要です。


フランスで注意すべき感染症

長期滞在で注意が必要な感染症
  • 破傷風

    破傷風の菌は日本を含む世界中の土壌の至るところに存在し、怪我をすると傷口から侵入し感染します。感染すると潜伏期間の後に口が開きにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状が出たのち、体のしびれや痛みが体中に...

  • 破傷風とは?症状や予防接種について >>

  • B型肝炎

    B型肝炎は性行為や適切に消毒されていない医療機器の使用などで血液や体液を介して感染する感染症。発展途上国を中心に世界中で広く流行しておりアジア、アフリカ、南米などが高度流行地域です。 感染した場...

  • B型肝炎とは?症状や予防接種について >>

  • 麻しん(はしか)

    麻しん(はしか)は日本を含む世界中に存在する感染症です。麻しんウィルスは非常に感染力が強く、空気感染や咳、くしゃみなどによる飛沫感染、接触感染をします。マスクや手洗いだけでは予防することはできないと言...

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  • 風しん

    風しんは日本を含む世界中に存在する感染症です。風しんウィルスは非常に感染力が強く、咳、くしゃみなど飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると2~3週間の後に発熱、発しん、リンパ節の腫れなどの症状...

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フランスで日本語・英語対応可能な医療機関

施設名American Hospital of Paris(アメリカンホスピタル)
地域パリ市
住所63, boulevard Victor Hugo, 92202 Neuilly(ヌイ)
電話番号01 46 41 25 25 (代表 24時間),01 46 41 25 15(日本人セクション,9時~18時)
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日本語対応
英語対応 不明
概要総合病院。予約等の事前連絡は必要なし。但し,小児救急はありません。必要な場合,日本人セクションで通訳サービスが受けられます(無料,平日のみ)。

情報源:外務省 世界の医療事情より一部抜粋して掲載