スロバキア
スロバキアの安全情報
- 2021-09-17
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- 2021-08-14
- 2021-08-12
スロバキアの気候・風土
中央ヨーロッパに位置するスロバキアは大変自然が豊富で、四季によってその様相を変化させます。
国のほとんどを占める山地以外は穏和な気候で、夏でも最高気温は30度を少し上回る程度で、平均的には20度前後と快適です(冬はおおむね0度)。
東京と同じような服装で問題ないでしょうが、朝夕などの肌寒い時間に備え、薄手で良いので上着を一枚持っておくと重宝します。
一方、広大な山岳地帯は寒さが厳しく、年間降水量も2000mmを超える雨量です。
いずれもダニが原因で感染した際には有効な治療法がありません。森林地域に入る場合には事前のワクチン接種、そして森林で肌を露出しないようにしてください。
長袖長ズボン、帽子など素肌を出さない服装をして、ブーツにズボン裾を入れるなどの対策を取って下さい。
狂犬病にも注意が必要です。屋外では動物に接近し過ぎたり、触ったりするしないようにしてください。
犬以外の哺乳類や、猫など街中にいる動物に対しても同様の注意が必要です。
狂犬病は動物を凶暴化させますので、不用意に近づくだけでも危険です。
事前に予防接種で対策をすることをおすすめします。万一咬まれた場合には軽傷でも必ず医師の診察を受けてください。
その他に注意すべき感染症は、A型肝炎、B型肝炎、破傷風などです。
これらの感染症はすべて有効なワクチンがありますので、渡航する際は事前にこれらの予防接種は受けておきましょう。
スロバキアで注意すべき感染症
長期滞在で注意が必要な感染症
- 破傷風
破傷風の菌は日本を含む世界中の土壌の至るところに存在し、怪我をすると傷口から侵入し感染します。感染すると潜伏期間の後に口が開きにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状が出たのち、体のしびれや痛みが体中に...
- A型肝炎
A型肝炎は食べ物や飲み物から経口感染する感染症。日本よりも衛生状況の悪い国で多く見られます。感染すると発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気、嘔吐などの症状の後、黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること...
- B型肝炎
B型肝炎は性行為や適切に消毒されていない医療機器の使用などで血液や体液を介して感染する感染症。発展途上国を中心に世界中で広く流行しておりアジア、アフリカ、南米などが高度流行地域です。 感染した場...
- 狂犬病
狂犬病は世界中の多くの国や地域で発生する感染症で、症状が発症した後はほぼ確実に死に至ります。狂犬病ウイルスに感染した犬や猫、キツネ、アライグマ、コウモリなどの動物に噛まれた際、傷口からウィルスが侵入し...
- ポリオ
ポリオはポリオウィルスによって急性の麻痺が起きる病気です。ポリオウィルスは人の口から入り、腸で増殖して感染します。感染しても90~95%は症状が出ませんが、発症した場合は一生残る麻痺、時には呼吸困難に...
- 腸チフス
腸チフスは多くの発展途上国、特に南アジアで多く見られる感染症です。チフス菌に感染した人の便や尿で汚染された水、氷、食べ物を国にすることで感染が広がります。感染すると1~3週間程度の潜伏期間の後、高熱、...
- 麻しん(はしか)
麻しん(はしか)は日本を含む世界中に存在する感染症です。麻しんウィルスは非常に感染力が強く、空気感染や咳、くしゃみなどによる飛沫感染、接触感染をします。マスクや手洗いだけでは予防することはできないと言...
- 風しん
風しんは日本を含む世界中に存在する感染症です。風しんウィルスは非常に感染力が強く、咳、くしゃみなど飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると2~3週間の後に発熱、発しん、リンパ節の腫れなどの症状...