ジンバブエ
ジンバブエの安全情報
- 2020-07-22
- 2020-07-22
- 2020-07-21
- 2020-05-17
- 2020-05-02
- 2020-04-20
- 2020-04-10
- 2020-03-31
アフリカにおける新型コロナウイルスに関する注意喚起(アフリカに滞在及び渡航中の邦人は可及的速やかな帰国を至急ご検討ください。)(アルジェリア)
- 2020-03-25
- 2020-03-22
ジンバブエの気候・風土
アフリカ大陸南東部、内陸部の国ジンバブエ。国の大部分は高原なので、比較的過ごしやすいです。
南部は乾燥気候、そのほかはサバナ気候に分類されます。
首都ハラレは海抜1500mの高地にあり、一番暑い10月頃は35℃くらいまで気温が上がりますが、冬は最低気温3℃くらいまで下がります。
以前はアフリカ大陸の中ではインフラの整備が整っている国でしたが、設備や配管の老朽化により水道水が汚染されています。
水道水の飲用や加熱が不十分な食品でコレラや赤痢、腸チフス、A型肝炎などの感染症にかかる恐れがあります。
特に、昨今コレラの被害が拡大し、死者が出ています。
ミネラルウォーターか煮沸した水を飲用し、加熱した食品を冷めないうちに食べるようにしてください。生野菜は水道水で洗ってあるので避けましょう。
首都ハラレは標高が高いので、マラリアを媒介するハマダラ蚊が生息していません。
ですが、ビクトリアフォールズやグレート・ジンバブエ遺跡などの観光地にはハマダラ蚊が生息しているためマラリアの危険があります。
長袖、長ズボンを着用し、虫よけスプレーなどで蚊に刺されないように対策してください。
A型肝炎、B型肝炎、腸チフス、破傷風の予防接種が推奨されています。
屋外で活動することが多い方は、狂犬病のワクチンも接種しておく方が安心です。
ジンバブエで注意すべき感染症
長期滞在で注意が必要な感染症
- 破傷風
破傷風の菌は日本を含む世界中の土壌の至るところに存在し、怪我をすると傷口から侵入し感染します。感染すると潜伏期間の後に口が開きにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状が出たのち、体のしびれや痛みが体中に...
- A型肝炎
A型肝炎は食べ物や飲み物から経口感染する感染症。日本よりも衛生状況の悪い国で多く見られます。感染すると発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気、嘔吐などの症状の後、黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること...
- B型肝炎
B型肝炎は性行為や適切に消毒されていない医療機器の使用などで血液や体液を介して感染する感染症。発展途上国を中心に世界中で広く流行しておりアジア、アフリカ、南米などが高度流行地域です。 感染した場...
- 狂犬病
狂犬病は世界中の多くの国や地域で発生する感染症で、症状が発症した後はほぼ確実に死に至ります。狂犬病ウイルスに感染した犬や猫、キツネ、アライグマ、コウモリなどの動物に噛まれた際、傷口からウィルスが侵入し...
- 腸チフス
腸チフスは多くの発展途上国、特に南アジアで多く見られる感染症です。チフス菌に感染した人の便や尿で汚染された水、氷、食べ物を国にすることで感染が広がります。感染すると1~3週間程度の潜伏期間の後、高熱、...
- 麻しん(はしか)
麻しん(はしか)は日本を含む世界中に存在する感染症です。麻しんウィルスは非常に感染力が強く、空気感染や咳、くしゃみなどによる飛沫感染、接触感染をします。マスクや手洗いだけでは予防することはできないと言...
- 風しん
風しんは日本を含む世界中に存在する感染症です。風しんウィルスは非常に感染力が強く、咳、くしゃみなど飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると2~3週間の後に発熱、発しん、リンパ節の腫れなどの症状...
ジンバブエで日本語・英語対応可能な医療機関
施設名 | Avenues Clinic(私立総合病院) |
---|---|
地域 | ハラレ市 |
住所 | Corners Baines and Mazoe Street, Harare |
電話番号 | (0242)251180 |
URL | Webサイトへ移動 |
日本語対応 | 不明 |
英語対応 | 不明 |
概要 | 病床数176床,集中治療室と手術設備のある私立総合病院です。24時間体制の救急外来があり,救急初期対応が受けられます。初期対応後に専門医の診察が必要となった場合には,オンコールの専門医が呼ばれる体制となっています。検査は,血液検査,超音波検査,CT検査,MRI検査(予約のみ)が可能です。内科,外科,小児科,産婦人科,整形外科,脳外科,心臓外科,耳鼻咽喉科,眼科,泌尿器科,麻酔科,腫瘍科,歯科・口腔外科の専門医が登録されています(専門医は病院に常駐しておらず,自分の診療枠・手術枠がある日に病院に来て診療を行う方式です)。 |
情報源:外務省 世界の医療事情より一部抜粋して掲載