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ザンビア


ザンビアの気候・風土

アフリカ南部のザンビアは、海に面していない内陸国。海抜700~2000mの高原です。
北部は亜熱帯気候、南部はサバナ気候。12月~4月の雨季以外は乾燥しています。
脱水症状を起こさないように水分を補給し、保湿クリームを使用しましょう。

都市でもインフラが十分に整備されていません。水道水は飲用できないので、ミネラルウォーターを購入しましょう。
ただし、市販のミネラルウォーターだからといって安心できません。
ペットボトルを開封する前に、中に浮遊物などがないか確認してください。
歯磨きや調理にもミネラルウォーターを使うことをおすすめします。
水や食べ物からコレラ、赤痢、腸チフスA型肝炎などの感染症にかかる恐れがあるので注意してください。

ザンベジ川やカリバ湖などの淡水に生息する「ビルハルツ住血吸虫」に注意しましょう。
皮膚を食い破って体内に侵入してきます。淡水には入らないようにし、水たまりなどに足を浸すのも避けましょう。
水以外にも危険があります。洗濯物にニクバエというハエが卵を産みつけると、体温でふ化した幼虫が皮膚を食い破り体内に侵入します。

また、蚊にハエが卵を産みつけると、その蚊に刺されたときに皮膚に卵が入りこみ、皮膚の中でハエの卵がふ化します。
蚊に刺されないように気をつけましょう。長袖・長ズボンを着用して肌の露出を避け、DEET成分が多く含まれた虫よけスプレーやクリームを使用してください。
蚊はマラリアも媒介するので注意が必要です。エアコンが完備されていないホテルに宿泊する際は、殺虫処理されている蚊帳を使いましょう。

注意すべき感染症は、A型肝炎B型肝炎破傷風狂犬病腸チフスなどです。
これらの感染症はすべて有効なワクチンがありますので、渡航する際は事前にこれらの予防接種は受けておきましょう。

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ザンビアで注意すべき感染症

長期滞在で注意が必要な感染症
  • 破傷風

    破傷風の菌は日本を含む世界中の土壌の至るところに存在し、怪我をすると傷口から侵入し感染します。感染すると潜伏期間の後に口が開きにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状が出たのち、体のしびれや痛みが体中に...

  • 破傷風とは?症状や予防接種について >>

  • A型肝炎

    A型肝炎は食べ物や飲み物から経口感染する感染症。日本よりも衛生状況の悪い国で多く見られます。感染すると発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気、嘔吐などの症状の後、黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること...

  • A型肝炎とは?症状や予防接種について >>

  • B型肝炎

    B型肝炎は性行為や適切に消毒されていない医療機器の使用などで血液や体液を介して感染する感染症。発展途上国を中心に世界中で広く流行しておりアジア、アフリカ、南米などが高度流行地域です。 感染した場...

  • B型肝炎とは?症状や予防接種について >>

  • 狂犬病

    狂犬病は世界中の多くの国や地域で発生する感染症で、症状が発症した後はほぼ確実に死に至ります。狂犬病ウイルスに感染した犬や猫、キツネ、アライグマ、コウモリなどの動物に噛まれた際、傷口からウィルスが侵入し...

  • 狂犬病とは?症状や予防接種について >>

  • 腸チフス

    腸チフスは多くの発展途上国、特に南アジアで多く見られる感染症です。チフス菌に感染した人の便や尿で汚染された水、氷、食べ物を国にすることで感染が広がります。感染すると1~3週間程度の潜伏期間の後、高熱、...

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  • 麻しん(はしか)

    麻しん(はしか)は日本を含む世界中に存在する感染症です。麻しんウィルスは非常に感染力が強く、空気感染や咳、くしゃみなどによる飛沫感染、接触感染をします。マスクや手洗いだけでは予防することはできないと言...

  • 麻しん(はしか)とは?症状や予防接種について >>

  • 風しん

    風しんは日本を含む世界中に存在する感染症です。風しんウィルスは非常に感染力が強く、咳、くしゃみなど飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると2~3週間の後に発熱、発しん、リンパ節の腫れなどの症状...

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ザンビアで日本語・英語対応可能な医療機関

施設名Fairview Hospital
地域ルサカ
住所Stand 30079, Cnr. Church & Chilubi Rd. Fairview, Lusaka
電話番号0211-373009
URL Webサイトへ移動
日本語対応 不明
英語対応 不明
概要2011年2月開院の総合病院。一般医4名と専門医7名(内科,循環器科,外科,産婦人科,麻酔科,小児科,脳神経科),その他は非常勤医師により対応している。24時間複数の医師,救命救急士が常駐。入院施設はベッド数80床。MRI や16列ヘリカルCT,エコー,各種内視鏡等の診断機器,透析施設あり。電子カルテやオーダリング,画像イメージ電子化,臨床検査室では,抗原抗体検査や腫瘍マーカーも測定可能。

情報源:外務省 世界の医療事情より一部抜粋して掲載