オーストラリア
オーストラリアの安全情報
オーストラリアの気候・風土
オーストラリアは赤道より南側のオセアニア地域に位置している大変広い面積を有する国です。その面積は日本の20倍にもなり、渡航する地域によっても気候はさまざまです。
首都はオーストラリアの中でも南側にあるキャンベラとなっています。オーストラリアの気候は、北部地域では雨季と乾季のある熱帯気候となっており、中部・南部では日本と同様に四季があります。
オーストラリアは全体的に乾燥した大陸で、年間の平均的な降水量は600mm未満と少なく、また太陽の日差しが強い国として有名です。統計上、オーストラリアでは皮膚ガンを発症する確率が高い傾向にあるため、紫外線への対策などを講じておくのが良いでしょう。
オーストラリアは先進国であるため医療も発達しており、特別注意すべき病気は少ないです。
水道水は日本と同様にある程度衛生的ではありますが、硬水であるため日本人には少し馴染みが少ない種類の水であり、中には下痢を起こす人もおられます。硬水に馴染みがない場合や水道水を飲むことに抵抗がある場合はミネラルウォーターを準備するようにしましょう。
オーストラリアは海で囲まれているため、魚介類の食事が多い傾向にあります。そのため、貝類などを媒体としたノロウイルスなどの感染症にかかる可能性があります。
また、クイーンズランド州など地域によってはデング熱にかかったという事例もありますので、該当地域に行く予定のある方は長袖の衣服を着用するなどの対策が必要です。
オーストラリアで注意すべき感染症
長期滞在で注意が必要な感染症
- 破傷風
破傷風の菌は日本を含む世界中の土壌の至るところに存在し、怪我をすると傷口から侵入し感染します。感染すると潜伏期間の後に口が開きにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状が出たのち、体のしびれや痛みが体中に...
- B型肝炎
B型肝炎は性行為や適切に消毒されていない医療機器の使用などで血液や体液を介して感染する感染症。発展途上国を中心に世界中で広く流行しておりアジア、アフリカ、南米などが高度流行地域です。 感染した場...
- 狂犬病
狂犬病は世界中の多くの国や地域で発生する感染症で、症状が発症した後はほぼ確実に死に至ります。狂犬病ウイルスに感染した犬や猫、キツネ、アライグマ、コウモリなどの動物に噛まれた際、傷口からウィルスが侵入し...
- 麻しん(はしか)
麻しん(はしか)は日本を含む世界中に存在する感染症です。麻しんウィルスは非常に感染力が強く、空気感染や咳、くしゃみなどによる飛沫感染、接触感染をします。マスクや手洗いだけでは予防することはできないと言...
- 風しん
風しんは日本を含む世界中に存在する感染症です。風しんウィルスは非常に感染力が強く、咳、くしゃみなど飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると2~3週間の後に発熱、発しん、リンパ節の腫れなどの症状...
オーストラリアで日本語・英語対応可能な医療機関
施設名 | Belconnen Medical Centre |
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地域 | キャンベラ |
住所 | Shop 106 Level 1 Westfield Shopping Town Belconnen, ACT |
電話番号 | 02 6251 8898 |
URL | Webサイトへ移動 |
日本語対応 | 不明 |
英語対応 | 可 |
概要 | 記載なし |
情報源:外務省 世界の医療事情より一部抜粋して掲載