パラオ

パラオの安全情報
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- 2020-10-08
パラオの気候・風土
パラオ共和国は太平洋上ミクロネシア地域に浮かぶ島々からなる国で、日本が委任統治していたといった背景から親日国として知られる場所です。
パラオ共和国内には200を超える島があるとされますが、その中で人が住んでいる島はわずか10ほどで、人口も2万人ほどと非常に少ない国となっています。
パラオ共和国の気候は海洋性熱帯気候で、年間平均気温は27度前後と暖かい国です。
一年を通して気温の変化があまりないのも特徴で、常夏の国と言える気候となっています。
11月から4月に乾季、5月から10月にかけて雨季があるとされますが、それほど明瞭に分かれているわけではなく一年を通して雨がよく降るという特徴があります。
ただし特に雨が多いのは6月から8月にかけて、スコールが多い時期です。
またパラオ共和国は台風の発生源の西端に位置しているため時折発生したばかりの台風に影響を受けることがあります。
パラオ共和国に渡航する際には食中毒とデング熱に注意する必要があります。
汚染された水や果物、野菜などを食べることで感染します。よく洗われていない食品には口をつけないようにしましょう。
腹痛、嘔吐、倦怠感、血便などの症状が現れたなら医療機関の受診をお勧めします。
デング熱はデング熱のウイルスを持った蚊に刺されて感染します。
潜伏期間は約1週間で、突然の高熱と関節痛、発疹が現れた場合にはすぐに医療機関を受診しましょう。
パラオ共和国に渡航する際にはA型肝炎やB型肝炎、腸チフス、破傷風の予防接種を受けておくと安心です。
パラオで注意すべき感染症
長期滞在で注意が必要な感染症
- 破傷風
破傷風の菌は日本を含む世界中の土壌の至るところに存在し、怪我をすると傷口から侵入し感染します。感染すると潜伏期間の後に口が開きにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状が出たのち、体のしびれや痛みが体中に...
- A型肝炎
A型肝炎は食べ物や飲み物から経口感染する感染症。日本よりも衛生状況の悪い国で多く見られます。感染すると発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気、嘔吐などの症状の後、黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること...
- B型肝炎
B型肝炎は性行為や適切に消毒されていない医療機器の使用などで血液や体液を介して感染する感染症。発展途上国を中心に世界中で広く流行しておりアジア、アフリカ、南米などが高度流行地域です。 感染した場...
- 狂犬病
狂犬病は世界中の多くの国や地域で発生する感染症で、症状が発症した後はほぼ確実に死に至ります。狂犬病ウイルスに感染した犬や猫、キツネ、アライグマ、コウモリなどの動物に噛まれた際、傷口からウィルスが侵入し...
- 腸チフス
腸チフスは多くの発展途上国、特に南アジアで多く見られる感染症です。チフス菌に感染した人の便や尿で汚染された水、氷、食べ物を国にすることで感染が広がります。感染すると1~3週間程度の潜伏期間の後、高熱、...
- 麻しん(はしか)
麻しん(はしか)は日本を含む世界中に存在する感染症です。麻しんウィルスは非常に感染力が強く、空気感染や咳、くしゃみなどによる飛沫感染、接触感染をします。マスクや手洗いだけでは予防することはできないと言...
- 風しん
風しんは日本を含む世界中に存在する感染症です。風しんウィルスは非常に感染力が強く、咳、くしゃみなど飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると2~3週間の後に発熱、発しん、リンパ節の腫れなどの症状...
パラオで日本語・英語対応可能な医療機関
施設名 | Belau National Hospital(ベラウ国立病院) |
---|---|
地域 | コロール |
住所 | Meyuns, Koror |
電話番号 | 488-2552 |
URL | Webサイトへ移動 |
日本語対応 | 不明 |
英語対応 | 不明 |
概要 | 国内唯一の総合病院で,救急部は24時間オープンしています。要請に応じて救急車の派遣サービスも行っています。病院には内科,外科,小児科,産婦人科,歯科以外の専門医がいないため,疾患によっては十分な検査および治療が受けられません。また,3次救急は期待できません。潜水病の治療に用いる高圧酸素治療装置が設置されています。治療費は主要クレジットカード(VISA, Master)で支払いが可能です。 |
情報源:外務省 世界の医療事情より一部抜粋して掲載