モルディブ
モルディブの安全情報
- 2021-09-02
- 2021-08-01
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- 2021-06-23
- 2021-06-16
- 2021-06-08
モルディブの気候・風土
モルディブは、インド洋上の大小1200の島々からなる島国です。
首都のマレも含めて年間を通して高温多湿の熱帯気候ですので、消化器系の感染症には特に注意しましょう。
医療水準は良好で、一般的な病気やケガなら医療機関で対処できます。
ただ、公立病院では国民に無料で医療を提供していますが、外国人は治療費が支払える保証がないと受診もできません。
海外旅行傷害保険への加入は必須でしょう。
モルディブでは狂犬病やマラリアの心配がありません。ただ、いくつか気を付けたい病気はあります。
肝炎、チフス、赤痢などの消化器系の感染症のほか、蚊によって媒介されるデング熱やチクングニヤ熱も見られます。
水道はありますが生水はリスクがあるので、ペットボトル入りのミネラルウォーターを用意しておきましょう。
生ものは食べず、しっかり加熱調理されたものだけを食べるのが無難です。
デング熱やチクングニヤ熱は潜伏期間が1週間ほどあります。その後、頭痛や高熱、関節痛などの症状が出て、デング熱は稀にデング出血熱という重篤な症状になるケースも見られます。
虫よけスプレーやクリームなど蚊対策は必須です。
長期滞在の場合はA型肝炎、B型肝炎、腸チフス、狂犬病、破傷風などのワクチン接種を考慮しましょう。
また、感染症ではありませんが、ダイビングを目的に渡航する場合は、潜水病にくれぐれも気を付けてください。
呼吸が詰まる、関節が痛む、体が動かないなどの症状が出て、治療には全身管理が必要なので高額な治療費がかかります。
海外旅行傷害保険のほか、ダイバー保険にも加入しておいた方がよいでしょう。
モルディブで注意すべき感染症
長期滞在で注意が必要な感染症
- 破傷風
破傷風の菌は日本を含む世界中の土壌の至るところに存在し、怪我をすると傷口から侵入し感染します。感染すると潜伏期間の後に口が開きにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状が出たのち、体のしびれや痛みが体中に...
- A型肝炎
A型肝炎は食べ物や飲み物から経口感染する感染症。日本よりも衛生状況の悪い国で多く見られます。感染すると発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気、嘔吐などの症状の後、黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること...
- B型肝炎
B型肝炎は性行為や適切に消毒されていない医療機器の使用などで血液や体液を介して感染する感染症。発展途上国を中心に世界中で広く流行しておりアジア、アフリカ、南米などが高度流行地域です。 感染した場...
- 狂犬病
狂犬病は世界中の多くの国や地域で発生する感染症で、症状が発症した後はほぼ確実に死に至ります。狂犬病ウイルスに感染した犬や猫、キツネ、アライグマ、コウモリなどの動物に噛まれた際、傷口からウィルスが侵入し...
- 腸チフス
腸チフスは多くの発展途上国、特に南アジアで多く見られる感染症です。チフス菌に感染した人の便や尿で汚染された水、氷、食べ物を国にすることで感染が広がります。感染すると1~3週間程度の潜伏期間の後、高熱、...
- 麻しん(はしか)
麻しん(はしか)は日本を含む世界中に存在する感染症です。麻しんウィルスは非常に感染力が強く、空気感染や咳、くしゃみなどによる飛沫感染、接触感染をします。マスクや手洗いだけでは予防することはできないと言...
- 風しん
風しんは日本を含む世界中に存在する感染症です。風しんウィルスは非常に感染力が強く、咳、くしゃみなど飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると2~3週間の後に発熱、発しん、リンパ節の腫れなどの症状...
モルディブで日本語・英語対応可能な医療機関
施設名 | IGMH(インディラガンディーメモリアル病院) |
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地域 | マレ |
住所 | Kan’baa Aisaarani Higun, 20402, Male |
電話番号 | 333-5335 |
URL | Webサイトへ移動 |
日本語対応 | 不明 |
英語対応 | 不明 |
概要 | 国立の総合病院で歯科もあります。X線,CT,超音波,上部消化管内視鏡検査室,マンモグラフィーなどがあります。MRI,心臓・脳血管治療のためのカテーテル検査室はありません(2018年6月現在)。 |
情報源:外務省 世界の医療事情より一部抜粋して掲載