ネパール
ネパールの安全情報
- 2021-09-23
- 2021-09-20
- 2021-09-18
- 2021-09-16
新型コロナウイルス感染拡大を受けてのカトマンズ盆地内3郡における行動規制(現行の行動規制の次の当局発表までの延長)(ネパール)
- 2021-09-01
- 2021-08-27
- 2021-08-24
- 2021-08-23
- 2021-08-17
- 2021-08-11
ネパールの気候・風土
ネパールはその地域によってもかなり気候には違いがあります。
例えば北部のヒマラヤ山岳地帯、やインドとの国境隣接のタライ平野地帯などでは気候や天気なども違いがありますが、全体的には亜熱帯性気候というのは共通しています。
首都はカトマンズになりますが、上水道が未整備状態なので生活用水などは雨水を利用していたり、井戸水を直接使用している場合がほとんどです。
飲水としてはウォーターサーバーや、市販されているミネラルウォーターなどを飲むことが勧められていますが、それでも大腸菌やコレラ菌などが付着している場合もあるため、飲水として利用する場合には煮沸するなどの徹底した滅菌処理が必要になってきます。
ちなみに井戸水のなかには、ヒ素や水銀が検出されているものもあるため、飲用水では基本的に利用しないようにしましょう。
ネパールに渡航する際に注意しておきたい感染症は破傷風、A型肝炎、B型肝炎、狂犬病です。
破傷風は、傷口に破傷風菌というウイルスが入ることで発症し、重篤な場合は死に至るケースもあります。
A型肝炎は経口感染の恐れがあり、生の水やサラダなどから感染するケースがありますので注意が必要です。
B型肝炎は感染者との性的接触や医療機関での注射器使いまわし、入れ墨やピアスなどの血液・体液の接触によって感染します。
狂犬病は、感染した犬やコウモリなどの動物に咬まれたり、なめられたりするなどした場合に感染します。撫でるだけでも感染することがあり、狂犬病は一度発症すると致死率は100%と危険な病気で、現代医学では治療方法がありません。
これらの感染症はすべて有効な予防接種がありますので、渡航する際は事前にこれらの予防接種は受けておきましょう。
ネパールで注意すべき感染症
長期滞在で注意が必要な感染症
- 破傷風
破傷風の菌は日本を含む世界中の土壌の至るところに存在し、怪我をすると傷口から侵入し感染します。感染すると潜伏期間の後に口が開きにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状が出たのち、体のしびれや痛みが体中に...
- A型肝炎
A型肝炎は食べ物や飲み物から経口感染する感染症。日本よりも衛生状況の悪い国で多く見られます。感染すると発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気、嘔吐などの症状の後、黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること...
- B型肝炎
B型肝炎は性行為や適切に消毒されていない医療機器の使用などで血液や体液を介して感染する感染症。発展途上国を中心に世界中で広く流行しておりアジア、アフリカ、南米などが高度流行地域です。 感染した場...
- 狂犬病
狂犬病は世界中の多くの国や地域で発生する感染症で、症状が発症した後はほぼ確実に死に至ります。狂犬病ウイルスに感染した犬や猫、キツネ、アライグマ、コウモリなどの動物に噛まれた際、傷口からウィルスが侵入し...
- 日本脳炎
日本脳炎は日本を含むアジアで広く発生している感染症で蚊によって伝播していきます。感染した人のうち、実際に発症するのは100人から1000人に1人の割合と言われていますが、発症すると脳炎による意識障害を...
- 腸チフス
腸チフスは多くの発展途上国、特に南アジアで多く見られる感染症です。チフス菌に感染した人の便や尿で汚染された水、氷、食べ物を国にすることで感染が広がります。感染すると1~3週間程度の潜伏期間の後、高熱、...
- 麻しん(はしか)
麻しん(はしか)は日本を含む世界中に存在する感染症です。麻しんウィルスは非常に感染力が強く、空気感染や咳、くしゃみなどによる飛沫感染、接触感染をします。マスクや手洗いだけでは予防することはできないと言...
- 風しん
風しんは日本を含む世界中に存在する感染症です。風しんウィルスは非常に感染力が強く、咳、くしゃみなど飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると2~3週間の後に発熱、発しん、リンパ節の腫れなどの症状...
ネパールで日本語・英語対応可能な医療機関
施設名 | Annapurna Neurological Institute & Allied Sciences |
---|---|
地域 | カトマンズ市 |
住所 | Maitighar Mandala, Kathmandu |
電話番号 | 01-4256656, 01-4256568 |
URL | Webサイトへ移動 |
日本語対応 | 可 |
英語対応 | 不明 |
概要 | 建物は古く手狭だが,院長が広島大学で医学博士号を取得した日本語が堪能な脳外科医であるため,日本人患者には心強い。 |
施設名 | B&B Hospital |
---|---|
地域 | カトマンズ市 |
住所 | Gwarko, Lalitpur, Kathmandu,パタンの南東リングロード沿いにあります。 |
電話番号 | 01-5531930,5531933,5554435(Fast Track) |
URL | Webサイトへ移動 |
日本語対応 | 可 |
英語対応 | 不明 |
概要 | 外科,整形外科,泌尿器外科を専門としています。24時間受け入れ可能。脳神経外科部長が,広島大学で学士号を取得しており,日本語が堪能である。外国人や富裕層向けに優先外来(Fast Track)を設けており,追加料金がかかるもののスムーズに診療を受けることが可能である |
施設名 | Advanced Polyclinic |
---|---|
地域 | カトマンズ市 |
住所 | 日本大使館の真正面 Pani Pokhari, Kathmandu 44600 ネパール |
電話番号 | 01-4431078, 01-4443386 |
URL | Webサイトへ移動 |
日本語対応 | 可 |
英語対応 | 不明 |
概要 | 外来診療のみですが,週三回(月,水,木の午前中)は日本語が堪能なネパール人循環器内科医が診療しています。診療費は比較的安価。 |
施設名 | Dantakali Health Foundation Dental Clinic |
---|---|
地域 | カトマンズ市 |
住所 | Sama Marga, Kathmandu 44600 |
電話番号 | 予約01-4414290, 9860800492, 緊急 9860800492,9813173155 |
URL | Webサイトへ移動 |
日本語対応 | 可 |
英語対応 | 不明 |
概要 | 九州歯科大学で博士号を取得した日本語が堪能な歯科医師が運営。衛生面にも気を遣っており清潔感がある。同医師は,平日午前中,Grande InternationalHospitalで診察しているため,クリニックの営業時間は午後1時から6時(日曜~金曜)。 |
施設名 | Grande International Hospital |
---|---|
地域 | カトマンズ市 |
住所 | Dhapasi,Kathmandu, リングロードから北側に入ったところにあります。 |
電話番号 | 01-5159266 |
URL | Webサイトへ移動 |
日本語対応 | 可 |
英語対応 | 不明 |
概要 | バンコクのSamitivejと提携し2013年初めに出来た新しい総合病院で,最新の医療設備が備わっています。24時間救急受付可能です。日本語を話す職員がおり,勤務中であれば通訳をしてくれます。歯科もあり,日本留学経験があり日本語を話す歯科医も午前に常勤しています。 |
情報源:外務省 世界の医療事情より一部抜粋して掲載