スリランカ

スリランカの安全情報
- 2021-09-18
- 2021-09-17
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- 2021-08-16
- 2021-08-12
- 2021-07-16
スリランカの気候・風土
スリランカの首都スリジャヤワルダナプラコッテや最大都市コロンボは、国土の西側に位置しています。
年間を通して気候は高温多湿のため、消化器系の感染症には注意が必要です。
水道は整備されているものの、A型肝炎、腸チフス、赤痢など生水や加熱不十分な食べ物による感染リスクはあります。
また、ネズミなど動物の尿に汚染された水から感染するレプトスピラ症のリスクもあります。
不衛生な水には近づかず、飲用にはミネラルウォーターを用意しておきましょう。
スリランカの医療は、コロンボであればだいたいどこも比較的水準が高く、一般的な病気には対応できるでしょう。
ただ、病院の受診には煩雑な手続きがあるため、コーディネーターを用意しておいた方がよいです。
国公立病院なら外国人でも医療費はとても安いですが、私立病院だと診察のみで1000~5000ルピーほどかかります。
入院が必要な場合、デポジットとして事前に1万ルピーから2万5千ルピーほど必要です。
ほかの国に比べて高額というわけではありませんが、海外旅行傷害保険への加入はしておいた方がよいでしょう。
困難な手術を要する時などは、日本への帰国や、シンガポールやバンコクへの移送を検討した方が無難です。
スリランカへの入国時の予防接種ですが、長期滞在するなら、大人はA型肝炎、B型肝炎、破傷風、日本脳炎、腸チフスのワクチンは接種しておくことをおすすめします。子どもも定期予防接種以外は大人と同じです。
"スリランカで注意すべき感染症
長期滞在で注意が必要な感染症
- 破傷風
破傷風の菌は日本を含む世界中の土壌の至るところに存在し、怪我をすると傷口から侵入し感染します。感染すると潜伏期間の後に口が開きにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状が出たのち、体のしびれや痛みが体中に...
- A型肝炎
A型肝炎は食べ物や飲み物から経口感染する感染症。日本よりも衛生状況の悪い国で多く見られます。感染すると発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気、嘔吐などの症状の後、黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること...
- B型肝炎
B型肝炎は性行為や適切に消毒されていない医療機器の使用などで血液や体液を介して感染する感染症。発展途上国を中心に世界中で広く流行しておりアジア、アフリカ、南米などが高度流行地域です。 感染した場...
- 狂犬病
狂犬病は世界中の多くの国や地域で発生する感染症で、症状が発症した後はほぼ確実に死に至ります。狂犬病ウイルスに感染した犬や猫、キツネ、アライグマ、コウモリなどの動物に噛まれた際、傷口からウィルスが侵入し...
- 日本脳炎
日本脳炎は日本を含むアジアで広く発生している感染症で蚊によって伝播していきます。感染した人のうち、実際に発症するのは100人から1000人に1人の割合と言われていますが、発症すると脳炎による意識障害を...
- 腸チフス
腸チフスは多くの発展途上国、特に南アジアで多く見られる感染症です。チフス菌に感染した人の便や尿で汚染された水、氷、食べ物を国にすることで感染が広がります。感染すると1~3週間程度の潜伏期間の後、高熱、...
- 麻しん(はしか)
麻しん(はしか)は日本を含む世界中に存在する感染症です。麻しんウィルスは非常に感染力が強く、空気感染や咳、くしゃみなどによる飛沫感染、接触感染をします。マスクや手洗いだけでは予防することはできないと言...
- 風しん
風しんは日本を含む世界中に存在する感染症です。風しんウィルスは非常に感染力が強く、咳、くしゃみなど飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると2~3週間の後に発熱、発しん、リンパ節の腫れなどの症状...
スリランカで日本語・英語対応可能な医療機関
施設名 | Asiri Central Hospital |
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地域 | コロンボ |
住所 | 114,Norris Canal Road, Colombo10 |
電話番号 | 011-466-5500 |
URL | Webサイトへ移動 |
日本語対応 | 可 |
英語対応 | 不明 |
概要 | 市内病院地区にあり,多くの外国人患者の診療に実績があります。Ms. Lathikaが日本人受診のサポートをしてくれます。Stroke Unit(脳卒中センター)があり,脳血管疾患の急性期治療に優れています。 |
情報源:外務省 世界の医療事情より一部抜粋して掲載