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ラトビア


ラトビアの気候・風土

ラバルト海を挟んでスカンジナビア半島を望むラトビア共和国。
いわゆるバルト3国の1つで、日本よりはやや冷涼な気候ですが、四季があります。
季節の移り変わりが急激であることで知られ、5月から途端に夏の気温となり、6月から8月頃にかけては日本の初夏程度となります。
そして9月に入ると一気に寒さが増し、11月から3月頃までの長い冬が始まります。
夏至頃には日が長く上っていて午後11時くらいまで暗くなりませんが、夜は比較的冷えます。
冬は午後4時には暗くなることや厳しい寒さになることもありますが、基本的には温和な気候です。

ラトビアにはThe Baltic Careという旅行者向けに共通化された医療サービスが官民共同で運営されており、医療面では比較的充実しています。


ヨーロッパの森林地帯は多くにはマダニが分布しており、咬まれると感染症のダニ脳炎やライム病に感染するおそれがあります。
ダニ脳炎にはワクチン接種で予防できますがライム病にはワクチンがありません。
もし森林に入るなら長袖上下を着て帽子・ブーツを着用するなど肌の露出を避ける服装にして下さい。

水は感染症の危険はあまりありませんが、石灰を多く含むので飲用にはミネラルウォーターがおすすめです。
生鮮食品はスーパーなど衛生管理の信頼できるところで購入しましょう。
特に卵の生食はサルモネラ菌に感染する危険があるので避けるのが無難です。

その他にも注意しておきたい感染症は、破傷風B型肝炎狂犬病です。
これらには有効なワクチンがありますので渡航前に予防接種による対策をしておきましょう。

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ラトビアで注意すべき感染症

長期滞在で注意が必要な感染症
  • 破傷風

    破傷風の菌は日本を含む世界中の土壌の至るところに存在し、怪我をすると傷口から侵入し感染します。感染すると潜伏期間の後に口が開きにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状が出たのち、体のしびれや痛みが体中に...

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  • B型肝炎

    B型肝炎は性行為や適切に消毒されていない医療機器の使用などで血液や体液を介して感染する感染症。発展途上国を中心に世界中で広く流行しておりアジア、アフリカ、南米などが高度流行地域です。 感染した場...

  • B型肝炎とは?症状や予防接種について >>

  • 狂犬病

    狂犬病は世界中の多くの国や地域で発生する感染症で、症状が発症した後はほぼ確実に死に至ります。狂犬病ウイルスに感染した犬や猫、キツネ、アライグマ、コウモリなどの動物に噛まれた際、傷口からウィルスが侵入し...

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  • 麻しん(はしか)

    麻しん(はしか)は日本を含む世界中に存在する感染症です。麻しんウィルスは非常に感染力が強く、空気感染や咳、くしゃみなどによる飛沫感染、接触感染をします。マスクや手洗いだけでは予防することはできないと言...

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  • 風しん

    風しんは日本を含む世界中に存在する感染症です。風しんウィルスは非常に感染力が強く、咳、くしゃみなど飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると2~3週間の後に発熱、発しん、リンパ節の腫れなどの症状...

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ラトビアで日本語・英語対応可能な医療機関

現在確認できていません。

情報源:外務省 世界の医療事情より一部抜粋して掲載