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リトアニア


リトアニアの気候・風土

バルト3国で最も南のリトアニアは、四季の比較的はっきりした国です。11月から3月頃までの半年近くが冬です。
ただしバルト海を流れる暖流の影響で、同緯度他地域に比べると寒さは若干和らいでいます。
6~8月頃の夏は日本の初夏程度に相当する気温で、高緯度のため遅くまで日が出ています。
夏至頃には午後11時くらいまで明るい、逆に冬には午後4時には暗くなってしまう時期も。地方による気候の差はあまりありません。

かかりやすい病気はなんといっても風邪・上気道炎です。
冬は零下20度を下回ることもあり、気温の低さと室内暖房の乾燥によって、呼吸器感染症や風邪などにかかりやすくなっています。ホテルなどに戻った際は欠かさずうがいをしましょう。

ヨーロッパの相当な範囲に広がる風土病がダニ脳炎です。
マダニに咬まれることによるウイルス性感染症です。
有効なワクチンがあるので、事前に予防接種による対策をおすすめします。
特に野外活動をされる場合には欠かさないでおいてください。
森林などに入る際にはダニに咬まれるのを避けるため、腕や脚を露出した格好は避ける、帽子をかぶるなどしてなるべく肌の露出を減らしましょう。
袖口は閉め、ブーツにズボンの裾を入れるようにしましょう。
ダニよけクリームなども有効です。事前に予防接種による対策をしておくと安心です。

その他にも注意しておきたい感染症は、破傷風B型肝炎狂犬病です。
これらには有効なワクチンがありますので渡航前に予防接種による対策をしておきましょう。

国立・公立の医療機関はリトアニア語ができないと不便です。
私立のクリニックは英語が通じることが多いので、一般の日本人にはそちらが便利でしょう。


リトアニアで注意すべき感染症

長期滞在で注意が必要な感染症
  • 破傷風

    破傷風の菌は日本を含む世界中の土壌の至るところに存在し、怪我をすると傷口から侵入し感染します。感染すると潜伏期間の後に口が開きにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状が出たのち、体のしびれや痛みが体中に...

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  • B型肝炎

    B型肝炎は性行為や適切に消毒されていない医療機器の使用などで血液や体液を介して感染する感染症。発展途上国を中心に世界中で広く流行しておりアジア、アフリカ、南米などが高度流行地域です。 感染した場...

  • B型肝炎とは?症状や予防接種について >>

  • 狂犬病

    狂犬病は世界中の多くの国や地域で発生する感染症で、症状が発症した後はほぼ確実に死に至ります。狂犬病ウイルスに感染した犬や猫、キツネ、アライグマ、コウモリなどの動物に噛まれた際、傷口からウィルスが侵入し...

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  • 麻しん(はしか)

    麻しん(はしか)は日本を含む世界中に存在する感染症です。麻しんウィルスは非常に感染力が強く、空気感染や咳、くしゃみなどによる飛沫感染、接触感染をします。マスクや手洗いだけでは予防することはできないと言...

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  • 風しん

    風しんは日本を含む世界中に存在する感染症です。風しんウィルスは非常に感染力が強く、咳、くしゃみなど飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると2~3週間の後に発熱、発しん、リンパ節の腫れなどの症状...

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リトアニアで日本語・英語対応可能な医療機関

現在確認できていません。

情報源:外務省 世界の医療事情より一部抜粋して掲載