ボリビア
ボリビアの安全情報
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- 2021-08-26
ボリビアの気候・風土
ボリビアはブラジルやアルゼンチン、パラグアイ、さらにチリとペルーに囲まれた内陸の国です。アンデス高地には4,000m以上の山々が連なり、低地には熱帯雨林やサバンナが広がっています。
ボリビア全土は熱帯気候に属していますが、多様な地形のため地域によって気候の差があります。標高3,597mのところにあるラパスは年間の平均気温が8℃と低くなっていますが、平野部のトリニダード市の年間平均気温は26℃です。
また、アマゾン地域の年間平均気温は24℃程度です。
ボリビアは11~3月までは蒸し暑いですが、朝晩は冷え込むでしょう。4~10月は寒くて乾燥した気候になります。
ボリビアでは、マラリアに注意が必要です。主に三日熱マラリアに感染することが多いですが、熱帯熱マラリアにかかる危険もあるので、蚊に刺されないように十分の対策をとりましょう。
ボリビアの標高2,500m以下の全域で一年を通して感染の可能性があります。注意が必要な感染症は黄熱とデング熱です。
標高2,300m以下のアンデス山脈東部の以下の地域に渡航する生後9か月以上のすべての渡航者に黄熱の予防接種が推奨されています。
またボリビアでは黄熱に感染する危険のある国から来る、1歳以上の渡航者は黄熱予防接種証明書が要求されています。
アンデス山脈周辺では、ペストが発生流行することもあります。多くは腺ペストで感染した人や動物に接触した際に、傷口などから病原体が侵入して感染します。
また、ペスト菌を持ったノミに噛まれることで感染することもあるでしょう。
発症後3~4日で敗血症になり、2~3日以内に死亡します。
それで、ペストが発生する可能性が高い地域に行くときには予防接種が勧められています。
また、万が一感染しても早期に抗菌薬を投与すれば、大事に至ることはないでしょう。
ボリビアで注意すべき感染症
長期滞在で注意が必要な感染症
- 破傷風
破傷風の菌は日本を含む世界中の土壌の至るところに存在し、怪我をすると傷口から侵入し感染します。感染すると潜伏期間の後に口が開きにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状が出たのち、体のしびれや痛みが体中に...
- A型肝炎
A型肝炎は食べ物や飲み物から経口感染する感染症。日本よりも衛生状況の悪い国で多く見られます。感染すると発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気、嘔吐などの症状の後、黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること...
- B型肝炎
B型肝炎は性行為や適切に消毒されていない医療機器の使用などで血液や体液を介して感染する感染症。発展途上国を中心に世界中で広く流行しておりアジア、アフリカ、南米などが高度流行地域です。 感染した場...
- 狂犬病
狂犬病は世界中の多くの国や地域で発生する感染症で、症状が発症した後はほぼ確実に死に至ります。狂犬病ウイルスに感染した犬や猫、キツネ、アライグマ、コウモリなどの動物に噛まれた際、傷口からウィルスが侵入し...
- 腸チフス
腸チフスは多くの発展途上国、特に南アジアで多く見られる感染症です。チフス菌に感染した人の便や尿で汚染された水、氷、食べ物を国にすることで感染が広がります。感染すると1~3週間程度の潜伏期間の後、高熱、...
- 麻しん(はしか)
麻しん(はしか)は日本を含む世界中に存在する感染症です。麻しんウィルスは非常に感染力が強く、空気感染や咳、くしゃみなどによる飛沫感染、接触感染をします。マスクや手洗いだけでは予防することはできないと言...
- 風しん
風しんは日本を含む世界中に存在する感染症です。風しんウィルスは非常に感染力が強く、咳、くしゃみなど飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると2~3週間の後に発熱、発しん、リンパ節の腫れなどの症状...
- 黄熱
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ボリビアで日本語・英語対応可能な医療機関
施設名 | Clínica del Sur(クリニカ デル スール) |
---|---|
地域 | ラパス市 |
住所 | Av.Hernando Siles 3539, Obrajes, La Paz |
電話番号 | (2)-278-4001 / (2)-278-4002 / (2)-278-4003 |
URL | Webサイトへ移動 |
日本語対応 | 可 |
英語対応 | 不明 |
概要 | 24時間救急対応。小児救急も対応可能。検査室(CT,超音波検査を含む)あり。入院施設もあります。日本語の話せる医師(脳外科医)がいます。邦人診療実績多数。 |
施設名 | Clínica Rengel(クリニカ レンヘル) |
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地域 | ラパス市 |
住所 | Calle Victor Sanjinez No.2762, Cerca de Plaza España, La Paz |
電話番号 | (2)-241-4444 / (2)-241-4423,Fax:(2)-241-3912 |
URL | Webサイトへ移動 |
日本語対応 | 不明 |
英語対応 | 不明 |
概要 | 24時間救急対応。検査室(MRI,CT,血管造影,超音波検査を含む)あり。入院施設もあります。邦人受診実績あり。 |
施設名 | Clínica Angel Foianini(クリニカ アンヘル フォイアニーニ) |
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地域 | サンタクルス市 |
住所 | Calle Chuquisaca #737, Santa Cruz |
電話番号 | 3-337-7768 |
URL | Webサイトへ移動 |
日本語対応 | 可 |
英語対応 | 不明 |
概要 | 総合病院。24時間救急対応。小児救急も対応可能。検査室(CT,MRI,血管造影,超音波検査を含む)あり。入院施設もあります。保険会社や航空会社との連携はよく,緊急移送体制が整っています。邦人診療実績あり。病院設備や医療内容は充実しています。常時英語は可能で,日本語通訳サービスもあります。 |
情報源:外務省 世界の医療事情より一部抜粋して掲載