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ボリビア


ボリビアの気候・風土

ボリビアはブラジルやアルゼンチン、パラグアイ、さらにチリとペルーに囲まれた内陸の国です。アンデス高地には4,000m以上の山々が連なり、低地には熱帯雨林やサバンナが広がっています。
ボリビア全土は熱帯気候に属していますが、多様な地形のため地域によって気候の差があります。標高3,597mのところにあるラパスは年間の平均気温が8℃と低くなっていますが、平野部のトリニダード市の年間平均気温は26℃です。
また、アマゾン地域の年間平均気温は24℃程度です。 ボリビアは11~3月までは蒸し暑いですが、朝晩は冷え込むでしょう。4~10月は寒くて乾燥した気候になります。

ボリビアでは、マラリアに注意が必要です。主に三日熱マラリアに感染することが多いですが、熱帯熱マラリアにかかる危険もあるので、蚊に刺されないように十分の対策をとりましょう。
ボリビアの標高2,500m以下の全域で一年を通して感染の可能性があります。注意が必要な感染症は黄熱とデング熱です。
標高2,300m以下のアンデス山脈東部の以下の地域に渡航する生後9か月以上のすべての渡航者に黄熱の予防接種が推奨されています。
またボリビアでは黄熱に感染する危険のある国から来る、1歳以上の渡航者は黄熱予防接種証明書が要求されています。

アンデス山脈周辺では、ペストが発生流行することもあります。多くは腺ペストで感染した人や動物に接触した際に、傷口などから病原体が侵入して感染します。
また、ペスト菌を持ったノミに噛まれることで感染することもあるでしょう。
発症後3~4日で敗血症になり、2~3日以内に死亡します。
それで、ペストが発生する可能性が高い地域に行くときには予防接種が勧められています。
また、万が一感染しても早期に抗菌薬を投与すれば、大事に至ることはないでしょう。


ボリビアで注意すべき感染症

長期滞在で注意が必要な感染症

ボリビアで日本語・英語対応可能な医療機関

施設名Clínica del Sur(クリニカ デル スール)
地域ラパス市
住所Av.Hernando Siles 3539, Obrajes, La Paz
電話番号(2)-278-4001 / (2)-278-4002 / (2)-278-4003
URL Webサイトへ移動
日本語対応
英語対応 不明
概要24時間救急対応。小児救急も対応可能。検査室(CT,超音波検査を含む)あり。入院施設もあります。日本語の話せる医師(脳外科医)がいます。邦人診療実績多数。
施設名Clínica Rengel(クリニカ レンヘル)
地域ラパス市
住所Calle Victor Sanjinez No.2762, Cerca de Plaza España, La Paz
電話番号(2)-241-4444 / (2)-241-4423,Fax:(2)-241-3912
URL Webサイトへ移動
日本語対応 不明
英語対応 不明
概要24時間救急対応。検査室(MRI,CT,血管造影,超音波検査を含む)あり。入院施設もあります。邦人受診実績あり。
施設名Clínica Angel Foianini(クリニカ アンヘル フォイアニーニ)
地域サンタクルス市
住所Calle Chuquisaca #737, Santa Cruz
電話番号3-337-7768
URL Webサイトへ移動
日本語対応
英語対応 不明
概要総合病院。24時間救急対応。小児救急も対応可能。検査室(CT,MRI,血管造影,超音波検査を含む)あり。入院施設もあります。保険会社や航空会社との連携はよく,緊急移送体制が整っています。邦人診療実績あり。病院設備や医療内容は充実しています。常時英語は可能で,日本語通訳サービスもあります。

情報源:外務省 世界の医療事情より一部抜粋して掲載