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タイ


タイの気候・風土

タイは、東南アジアに位置する国で、首都はバンコクです。熱帯モンスーン気候で、季節は雨季、乾季、暑季に分けられます。
なかでも一番熱くなる季節が暑季で、気温は40度近くまで上がることもあり、暑さ対策が重要です。
雨季は雨が多くなることから、湿度も高くなるため食中毒などへ注意が必要となります。

また、タイの水道水をそのまま飲むのは衛生的に良くなく、水などによる急性下痢症を発症している方が多くいらっしゃいます。水を飲む際は必ずミネラルウォーターなどの市販の水にし、飲食店などで出される氷にも注意してください。


タイでは、デング熱やマラリア、またチクングニア熱やジカ熱などの蚊を媒体とした病気が多く見られます。
特にデング熱はひどい場合は死に至る可能性もある恐ろしい感染病で、ワクチンはありません。
長袖の着用、あるいは虫よけスプレーを使用するなどして蚊にさされないような工夫が重要です。もしかかってしまった場合は発熱や関節痛、頭痛などの風邪に似た症状が出ますが、治癒まで1週間程度かかります。

また患者の1割程度に発生するデング出血熱を併発すると、大量出血によるショック状態に陥り死に至るケースもあることから、蚊に対する最大限の注意が必要です。
その他の感染症としては狂犬病やインフルエンザ、結核などがありますが、これらはワクチンを接種しておくことで予防することが可能です。タイへ渡航する際にはワクチンをきちんと受けておきましょう。


タイで注意すべき感染症

タイで注意すべき感染症は以下の通りです。

長期滞在で注意が必要な感染症
  • 破傷風

    破傷風の菌は日本を含む世界中の土壌の至るところに存在し、怪我をすると傷口から侵入し感染します。感染すると潜伏期間の後に口が開きにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状が出たのち、体のしびれや痛みが体中に広がり、けいれんを起こしたり呼吸困難になって死に至るケースもあります。 海外に長期間滞在する場合や切り傷などの怪我をしやすい場所に行く場合には事前に予防接種によって免疫をつけることが有効です。予防接種の抗体は10年程度で切れるため、最後の予防接種から10年以上経過している場合には接種が必要になります。

  • 破傷風とは?症状や予防接種について >>

  • A型肝炎

    A型肝炎は食べ物や飲み物から経口感染する感染症。日本よりも衛生状況の悪い国で多く見られます。感染すると発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気、嘔吐などの症状の後、黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること)が現れます。 感染した場合、特別な治療法はなく1~2ヶ月程度安静にし続けることが必要になります。60才以下のほとんどの日本人はA型肝炎の免疫を持っていないため、予防接種によって免疫をつけることが必要になります。

  • A型肝炎とは?症状や予防接種について >>

  • B型肝炎

    B型肝炎は性行為や適切に消毒されていない医療機器の使用などで血液や体液を介して感染する感染症。発展途上国を中心に世界中で広く流行しておりアジア、アフリカ、南米などが高度流行地域です。 感染した場合は潜伏期間の後、倦怠感、食欲不振、吐き気、嘔吐、腹痛、黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること)が起こります。皮膚発疹や関節の痛みが生じることがあります。 急性肝炎になると急性肝不全を起こし死に至ることもあります。また、慢性肝炎になった場合には長期にわたる治療を要し、最悪の場合は肝硬変や肝臓がんなどの命にかかわる病気を引き起こします。 B型肝炎の流行地域に長期間滞在する場合は予防接種によって免疫をつけることが必要になります。

  • B型肝炎とは?症状や予防接種について >>

  • 狂犬病

    狂犬病は世界中の多くの国や地域で発生する感染症で、症状が発症した後はほぼ確実に死に至ります。狂犬病ウイルスに感染した犬や猫、キツネ、アライグマ、コウモリなどの動物に噛まれた際、傷口からウィルスが侵入し感染します。 感染すると潜伏期間の後に発熱、頭痛、全身の倦怠感、嘔吐、傷口の痛み、痙攣などの症状が出て、最終的には死に至ります。発症してしまうと明確な治療法はないため、海外に長期間滞在する場合や感染の可能性のある動物と触れる機会のある方には事前に予防接種によって対策することをおすすめします。

  • 狂犬病とは?症状や予防接種について >>

  • 日本脳炎

    日本脳炎は日本を含むアジアで広く発生している感染症で蚊によって伝播していきます。感染した人のうち、実際に発症するのは100人から1000人に1人の割合と言われていますが、発症すると脳炎による意識障害をおこし、死亡することも少なくありません。発症した場合の致死率は30%ほどと言われています。また、発症後の生存者の30~50%には麻痺や痙攣発作、言語障害などの後遺症が残ると言われています。 日本を含む多くのアジア諸国で見られる感染症で発症した際の死亡リスクが非常に高いため、長期にアジア諸国の流行地、特に農村部に滞在する場合には事前に予防接種により対策をすることをおすすめします。特に近年まで日本脳炎の定期接種が行われていなかった北海道の方は、アジア渡航の際には注意が必要です。

  • 日本脳炎とは?症状や予防接種について >>

  • 腸チフス

    腸チフスは多くの発展途上国、特に南アジアで多く見られる感染症です。チフス菌に感染した人の便や尿で汚染された水、氷、食べ物を国にすることで感染が広がります。感染すると1~3週間程度の潜伏期間の後、高熱、疲労感、頭痛、嘔気、腹痛、便秘、下痢などの症状があらわれます。重症化すると腸からの出血や腸に穴が開くなどの症状が出、死に至るケースもあります。 腸チフスには予防接種が有効ですが、腸チフスのワクチンは日本では承認されていないため接種をしたい場合は対応可能な医療機関で輸入ワクチンを取り寄せて接種する必要があります。

  • 腸チフスとは?症状や予防接種について >>

  • 麻しん(はしか)

    麻しん(はしか)は日本を含む世界中に存在する感染症です。麻しんウィルスは非常に感染力が強く、空気感染や咳、くしゃみなどによる飛沫感染、接触感染をします。マスクや手洗いだけでは予防することはできないと言われています。感染すると10~12日の潜伏期間の後に発熱、咳、鼻汁、目の充血、発しんなどの症状が出ます。肺炎や脳炎になるケースもあり、1000人に1人程度は死亡すると言われています。 麻しんは非常に感染力が高いため、海外渡航中に発症した場合は感染拡大を防ぐために本人および同行者の移動は厳しく制限されます。そのため、いままでに2回の定期予防接種を受けて麻しんに対する免疫をつけていることが非常に重要になります。いままでに2回の予防接種を受けていない方、または予防接種回数が不明な方は予防接種を受けることをおすすめします。(1979年から1987年生まれの日本人は麻しん予防接種を受けていない方が多いことがわかっており、ワクチン接種が推奨されています)

  • 麻しん(はしか)とは?症状や予防接種について >>

  • 風しん

    風しんは日本を含む世界中に存在する感染症です。風しんウィルスは非常に感染力が強く、咳、くしゃみなど飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると2~3週間の後に発熱、発しん、リンパ節の腫れなどの症状が出ます。脳炎や血が止まらなくなる血小板減少性紫斑などの合併症を発症する場合もあります。また妊娠20週ごろまでの妊婦が風しんウイルスに感染すると、生まれてくる子供が先天性風しん症候群(眼や心臓、耳などに障害を持つ)を発症する可能性があります。 風しんは非常に感染力が高いため、海外渡航中に発症した場合は感染拡大を防ぐために本人および同行者の移動は厳しく制限されます。いままでに2回の予防接種を受けていない方、または予防接種回数が不明な方は予防接種を受けることをおすすめします。(日本では1967年から1987年生まれの男性および1979年から1987年生まれの女性は風しん予防接種を受けていない方が多いことがわかっており、ワクチン接種が特に推奨されています)

  • 風しんとは?症状や予防接種について >>

タイで日本語・英語対応可能な医療機関

施設名Bangkok Nursing Home Hospital(ローンパヤバーン・ビーエヌエイチ)
地域バンコク
住所9/1 Convent Road Silom Bangkok
電話番号02-686-2700(代表),02-686-2742(日本語通訳部)
URL https://www.bnhhospital.com/
日本語対応
英語対応
概要1床を有する私立総合病院です。欧米先進国水準の医療を提供しています。年中無休24時間の診療体制ですが専門医の診察を希望する場合は事前の予約取得をお勧めします。言語は日本語英語とも使用可能です。日本人サポーターが常勤し通訳や会計などのサポートをしています。シーロム地区のビジネス街に立地していることから欧米人の利用が多いですが邦人もビジネスマンを中心にたくさんの方が利用しています。支払いはタイバーツ現金および各種クレジットカードを利用できます。各種医療保険のキャッシュレスサービスに対応しています。診療科目は歯科を含む全領域の専門医を揃えています。特に乳がんを含めた婦人科疾患脊椎治療救急医療に力を入れています。その他脳・心臓・重症交通外傷などを含むあらゆる傷病に対応可能です。成人検診は様々なコースを設定しています。有効な保険証書を提示せずに入院する場合には保証金を求められます。
施設名Bangkok Hospital Pattaya(ローンパヤバーン・クルンテープ・パタヤ)
地域パタヤ
住所301 Moo 6 Sukhumvit Rd. Km 143 Na Kluea Bang Lamung Pattaya Chonburi
電話番号038-25-9999
URL https://www.bangkokpattayahospital.com/jp/
日本語対応 不明
英語対応 不明
概要記載なし
施設名Bangkok Hospital (ローンパヤバーン・クルンテープ)
地域バンコク
住所2 Soi Soonvijai 7 New Petchaburi Road Huaykwang Bangkok
電話番号02-310-3000
URL なし
日本語対応
英語対応
概要550床を有する私立総合病院です。2007年に米国の医療機関評価認証機関JCI(Joint Commission International)の認証を取得しています。高度な医療を求めてタイ国内外から多くの患者が受診しています。年中無休24時間の診療体制ですが専門医の診察を希望する場合は事前の予約取得をお勧めします。言語は日本語英語とも使用可能です。日本人専用外来(JMS: Japanese Medical Service)を設置し日本語を話すタイ人医師やタイ国医師免許を取得した日本人医師が毎日診察を行っており邦人の受診や入院実績が豊富です。支払いはタイバーツ現金および各種クレジットカードを利用できます。各種医療保険のキャッシュレスサービスに対応しています。54の専門科センター・クリニックを有し歯科を含む全領域の専門医を揃えています。心臓循環器専門病院とガン専門病院を設置しこれらの疾患には特に力を入れています。その他脳・重症交通外傷などを含むあらゆる傷病に対応可能で医療搬送チームがタイ国内にある45の系列病院や近隣諸国からの患者搬送を積極的に受け入れています。成人検診を行っており多くの日系企業が社内検診として利用しています。入院手術および高額な検査の際は保証金を求められます。
施設名Chiang Mai Ram Hospital (ローンパヤバーン・チェンマイ・ラム)
地域チェンマイ
住所8 Boonruangrit Road Sripoom Muang Chiang Mai
電話番号053-92-0300
URL http://www.chiangmairam.com/
日本語対応
英語対応
概要350床を有する私立総合病院です。2009年にJCI認定を取得しています。一般外来の診療時間は毎日午前8時~午後8時救急は24時間受付をしています。専門医を受診する場合は事前予約をお勧めします。言語は日本語英語とも使用可能です。日本語通訳の勤務時間は毎日午前8時~午後5時までですが緊急時は時間外でも対応しています。日本語を話す歯科医が1名在籍しています。支払いはタイバーツ現金および各種クレジットカードを利用できます。各種医療保険のキャッシュレスサービスに対応しています。ロングステイヤーや観光客を中心に邦人の受診や入院実績が豊富です。診療科目は歯科を含む全領域の専門医を揃えています。CTMRIなどの検査機器やICUCCU血液透析室などの設備を有し脳・心臓・重症交通外傷などを含むあらゆる傷病に対応可能です。旅行者などに事前予約で透析を受け付けるサービスを行っています。成人検診は個人に合わせたコースを設定しています。保険を使用せず自費診療で入院する場合に内金を求められる場合があります。
施設名Bangkok Hospital Chiang Mai (ローンパヤバーン・クルンテープ・チェンマイ)
地域バンコク
住所88/8 Moo.6 Tumbol Nong Pa Khrang Amphur Muang Chiang Mai
電話番号052-08-9888(代表)
URL https://www.bangkokhospital-chiangmai.com/en/
日本語対応
英語対応
概要80床を有する私立総合病院です。2014年に開院し翌年にJCI認定を取得しています。一般外来の診療時間は毎日午前8時~午後8時救急は24時間受付をしています。言語は日本語英語とも使用可能です。診療科目は歯科を含む全領域の専門医を揃えています。CTMRIなどの検査機器やICUCCU血液透析室などの設備を有し脳・心臓・重症交通外傷などを含むあらゆる傷病に対応可能です。
施設名Bumrungrad International Hospital(ローンパヤバーン・バムルンラード)
地域バンコク
住所133 Soi 49 Sukhumvit Road Bangkok
電話番号02-022-2222
URL https://www.samitivejhospitals.com/jp/
日本語対応
英語対応
概要270床を有する私立総合病院です。医療水準の高さは多くの在留邦人から信頼を得ています。2007年にJCIを取得2017年には日本国外で初めて日本医療機能評価機構による評価を受けました。日本人居住区に立地していることもあり邦人の受診や入院実績が豊富です。年中無休24時間の診療体制ですが専門医の診察を希望する場合は事前の予約取得をお勧めします。言語は日本語英語とも使用可能です。日本人の受け入れには特に力を入れており日本人相談窓口を設置し日本人通訳が多数勤務しています。支払いはタイバーツ現金および各種クレジットカードを利用できます。各種医療保険のキャッシュレスサービスに対応しています。診療科目は歯科を含む全領域の専門医を揃えています。特に小児科や産婦人科は人気があり邦人の分娩や乳児予防接種・検診を多数取り扱っています。その他脳・心臓・重症交通外傷などを含むあらゆる傷病に対応可能です。成人検診を行っており多くの日系企業が社内検診として利用しています。有効な保険証書を提示せずに入院する場合には保証金を求められます。
施設名Samitivej Sukhumvit Hospital(ローンパヤバーン・サミティヴェート・スクンビット)
地域バンコク
住所133 Soi 49 Sukhumvit Road Bangkok
電話番号02-022-2222
URL https://www.samitivejhospitals.com/jp/
日本語対応
英語対応
概要270床を有する私立総合病院です。医療水準の高さは多くの在留邦人から信頼を得ています。2007年にJCIを取得2017年には日本国外で初めて日本医療機能評価機構による評価を受けました。日本人居住区に立地していることもあり邦人の受診や入院実績が豊富です。年中無休24時間の診療体制ですが専門医の診察を希望する場合は事前の予約取得をお勧めします。言語は日本語英語とも使用可能です。日本人の受け入れには特に力を入れており日本人相談窓口を設置し日本人通訳が多数勤務しています。支払いはタイバーツ現金および各種クレジットカードを利用できます。各種医療保険のキャッシュレスサービスに対応しています。診療科目は歯科を含む全領域の専門医を揃えています。特に小児科や産婦人科は人気があり邦人の分娩や乳児予防接種・検診を多数取り扱っています。その他脳・心臓・重症交通外傷などを含むあらゆる傷病に対応可能です。成人検診を行っており多くの日系企業が社内検診として利用しています。有効な保険証書を提示せずに入院する場合には保証金を求められます。
施設名Rama 9 Hospital(ローンパヤバーン・プラ・ラム・カーウ)
地域バンコク
住所99 Soi Praram 9 Hospital Huaykwang Bangkok
電話番号02-202-9999
URL https://www.praram9.com/en/contact-us/
日本語対応
英語対応
概要300床を有する私立総合病院です。2010年にJCI認証を取得しています。年中無休24時間の診療体制ですが専門医の診察を希望する場合は事前の予約取得をお勧めします。言語は日本語英語とも使用可能です。常勤日本語通訳が8時~16時まで勤務しており時間外も電話での通訳対応が可能です。支払いはタイバーツ現金および各種クレジットカードを利用できます。各種医療保険のキャッシュレスサービスに対応しています。診療科目は歯科を含む全領域でCTMRI等の医療設備を整え脳・心臓・重症交通外傷などを含むあらゆる傷病に対応可能です。成人検診を行っており多くの日系企業が社内検診として利用しています。有効な保険証書を提示せずに入院する場合には保証金を求められます。

情報源:外務省 世界の医療事情より一部抜粋して掲載