つばめNaviは海外渡航のための予防接種サイトです。
渡航先の情報から予防接種の病院探しまでここで完結できます。

Pick Up!コンテンツ

ガボン

ガボンの安全情報

ガボンの安全情報一覧


ガボンの気候・風土

ガボンは1960年にフランスから独立した共和国で、アフリカ大陸中央部に位置しています。西側が大西洋のギニア湾に面している他は他国に接しています。
国土の多くが森林で、人口密度が比較的低いため多様な自然環境が残っています。気候は熱帯モンスーンに属し、一年間を通して気温は高くなっています。
乾季と雨季に分かれており、9月から5月までの雨季には毎月約300㎜の雨量があるのに対し、6月から8月の乾季には3ヶ月合わせて35mmと雨量が激減します。
豊かな森林を生かして林業なども営まれており、産油国であることも相まってアフリカ諸国の中では豊かな国と言えるでしょう。

熱帯地方に存在する感染症のほぼすべてがガボンにも存在しています。マラリアやデング熱、チクングニア熱など、蚊を媒体とする感染症には細心の注意が必要です。
特にデング熱は重症化すると出血性のデング出血熱に移行することがあるので、高熱が出たらすぐに医療機関の受診をお勧めします。
さらにハエの幼虫が皮下組織で成長していくハエウジ症、ツェツェバエを媒体とするアフリカ・トリパノソーマ症、コウモリや霊長類から感染するエボラ出血熱、犬や猫を介して移る狂犬病など、ガボンで注意すべき病気には枚挙にいとまがありません。

ガボンは黄熱の流行国のため、WHOから黄熱の予防接種を受けることが推奨されています。
入国の際にイエローカード(国際予防接種証明書)の提示を求められる場合があるので、渡航前に必ず予防接種を受けておきましょう。
さらに渡航の際にはA型肝炎B型肝炎破傷風狂犬病ポリオ腸チフス髄膜炎などの予防接種を事前にお受けになることをおすすめいたします。


ガボンで注意すべき感染症

長期滞在で注意が必要な感染症

ガボンで日本語・英語対応可能な医療機関

施設名Hôpital Albert Schweitzer(オピタル・アルベール・シュバイツァー)
地域ランバレネ
住所Hôpital Albert Schweitzer, Lambaréné
電話番号07-24-00-14
URL Webサイトへ移動
日本語対応 不明
英語対応
概要シュバイツァー博士が診療所を営んだオグゥエ河畔に建つ総合病院です。内科,外科,整形外科,産婦人科,小児科,眼科,歯科があります。研究施設も併設されており,アフリカ各国や欧米出身の医師や研究者も所属しています。英語で対応できる職員も少数ながら勤務しています。 診察時間:診療科により診療日は異なり,受診前に担当医師の確認が必要です。救急は年中無休24時間対応です。
施設名Hôpital de Ntchengué(オピタル・ド・ンチャンゲ)
地域ポールジョンティ
住所市南部郊外,Lycée Thuriaf Bantsantsaのやや南
電話番号01-55-23-33, 01-55-23-81
URL Webサイトへ移動
日本語対応 不明
英語対応 不明
概要内科,外科,産婦人科,小児科,眼科,耳鼻科,歯科がある州立総合病院(入院126床)です。 診察時間:救急は年中無休24時間対応です。
施設名La Polyclinique EL RAPHA(ポリクリニーク・エルラファ)
地域リーブルビル
住所日本大使館裏手Gros-Bouquet地区の丘の中腹,Quaben通り沿い
電話番号07-98-66-60
URL Webサイトへ移動
日本語対応 不明
英語対応 不明
概要CTとMRIを備えた高度な医療設備を誇る私立病院(入院50床)です。 内科,産婦人科,小児科,外科,整形外科,耳鼻咽喉科,眼科,泌尿器科,歯科があります。
施設名Hôpital Amissa Bongo(オピタル・アミッサ・ボンゴ)
地域フランスビル
住所Menaye Epila地区
電話番号01-67-13-53, 01-67-72-82
URL Webサイトへ移動
日本語対応 不明
英語対応 不明
概要内科,外科,産婦人科,小児科,皮膚科,歯科がある州立総合病院(入院162床)です。 診察時間:救急は年中無休24時間対応です。

情報源:外務省 世界の医療事情より一部抜粋して掲載