ベナン
ベナンの安全情報
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ベナンの気候・風土
ベナンは西アフリカに位置する共和国で、一部がギニア湾に接しているのを除きほとんどが他国と接している国です。
首都はポルトノボですが、最大都市はコトヌーという都市であり、政府機関など多くの主要施設はコトヌーに置かれています。
ベナンの北側は標高が高い山地となるため、人口のほとんどは南側の都市部に住んでいます。
ベナンは高温多湿な気候で、一年間に二度の雨季があります。
4月から7月が最初の雨季、9月から11月が二番目の雨季で、雨量が増加します。
一方で北部の山地ではサバンナ気候、または半乾燥の高地となっています。
ベナンでもアフリカ全土でみられる感染症には注意が必要です。
マラリアや急性胃腸炎、そして髄膜炎菌性髄膜炎にデング熱、また黄熱病やハウジ病などがベナンで感染する危険性のある病気となっています。
マラリアやデング熱、黄熱病は蚊を媒体として感染するので、ベナンにいる間はできるだけ長袖・長ズボンを着用し、虫よけスプレーなども活用してできるだけ蚊に刺されないように注意してください。
さらに衛生面でも不安があり、生水や生水から作られた氷、加熱調理されていない食品などは汚染されている危険性があります。
水は十分に煮沸するかミネラルウォーターを購入して飲むようにしましょう。
予防接種はA型肝炎、B型肝炎やポリオ、狂犬病、破傷風、腸チフス、髄膜炎、黄熱病などを日本で受けていくことが推奨されてます。
特にベナンでは黄熱予防接種証明書(イエローカード)がないと入国できませんので、かならず予防接種を受けるようにしてください。
ベナンで注意すべき感染症
長期滞在で注意が必要な感染症
- 破傷風
破傷風の菌は日本を含む世界中の土壌の至るところに存在し、怪我をすると傷口から侵入し感染します。感染すると潜伏期間の後に口が開きにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状が出たのち、体のしびれや痛みが体中に...
- A型肝炎
A型肝炎は食べ物や飲み物から経口感染する感染症。日本よりも衛生状況の悪い国で多く見られます。感染すると発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気、嘔吐などの症状の後、黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること...
- B型肝炎
B型肝炎は性行為や適切に消毒されていない医療機器の使用などで血液や体液を介して感染する感染症。発展途上国を中心に世界中で広く流行しておりアジア、アフリカ、南米などが高度流行地域です。 感染した場...
- 狂犬病
狂犬病は世界中の多くの国や地域で発生する感染症で、症状が発症した後はほぼ確実に死に至ります。狂犬病ウイルスに感染した犬や猫、キツネ、アライグマ、コウモリなどの動物に噛まれた際、傷口からウィルスが侵入し...
- ポリオ
ポリオはポリオウィルスによって急性の麻痺が起きる病気です。ポリオウィルスは人の口から入り、腸で増殖して感染します。感染しても90~95%は症状が出ませんが、発症した場合は一生残る麻痺、時には呼吸困難に...
- 腸チフス
腸チフスは多くの発展途上国、特に南アジアで多く見られる感染症です。チフス菌に感染した人の便や尿で汚染された水、氷、食べ物を国にすることで感染が広がります。感染すると1~3週間程度の潜伏期間の後、高熱、...
- 髄膜炎
髄膜炎(侵襲性髄膜炎菌感染症)は世界中でみられますが、主にアフリカ中部に多い感染症です。咳やくしゃみなどによる飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると1日~2週間の潜伏期間の後に頭痛、発熱と、...
- 麻しん(はしか)
麻しん(はしか)は日本を含む世界中に存在する感染症です。麻しんウィルスは非常に感染力が強く、空気感染や咳、くしゃみなどによる飛沫感染、接触感染をします。マスクや手洗いだけでは予防することはできないと言...
- 風しん
風しんは日本を含む世界中に存在する感染症です。風しんウィルスは非常に感染力が強く、咳、くしゃみなど飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると2~3週間の後に発熱、発しん、リンパ節の腫れなどの症状...
- 黄熱
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ベナンで日本語・英語対応可能な医療機関
施設名 | Clinique Mahouna |
---|---|
地域 | コトヌ |
住所 | Patte-d'oie地区 |
電話番号 | 21 30 14 34 |
URL | Webサイトへ移動 |
日本語対応 | 不明 |
英語対応 | 不明 |
概要 | 週7日・24時間体制で外来診療を行っています。小規模の私立総合病院で全科の診療をしていますが,専門医の診察は予約制です。夜間・休日は一般医の診療となります。24時間いつでもマラリア検査は可能です。入院設備もあります。入院費は1日15,000 FCFA~55,000FCFAです。隣国の整形外科専門医が診療に来るなど,整形外科,外傷治療に力を入れていますが,レントゲンはありません。骨折が疑われる場合,別の医療機関にレントゲン撮影に行く必要があります。 |
情報源:外務省 世界の医療事情より一部抜粋して掲載