ブルキナファソ

ブルキナファソの安全情報
- 2021-08-19
- 2021-08-14
- 2021-07-17
- 2021-07-15
- 2021-07-15
- 2021-07-14
- 2021-07-02
- 2021-06-26
- 2021-06-07
- 2021-06-03
ブルキナファソの気候・風土
ブルキナファソは西アフリカに位置する内陸国です。国土をヴォルタ川が縦断しており、サバナ気候に分類されます。サバナ気候であるため、乾季と雨季がはっきり分かれています。
10月から5月にわたって到来する乾季の間、特に3月から5月にかけては猛暑が続きます。一方で雨季には雷を伴う豪雨が降り注ぎます。
医療に関しては日本と比べて水準がかなり低いことが指摘されており、医療従事者も少ないため十分な医療が受けられないことも珍しくありません。
アフリカには特有の熱帯感染症があり、それぞれ重篤になれば死に至る恐れもある病気です。
マラリアやデング熱、また黄熱病や腸チフス、あるいはA型肝炎や狂犬病、さらには破傷風などが注意すべき病気となります。
したがってブルキナファソに渡航する際には、可能な限り予防接種を受けていくことが奨励されています。
日本国内で受けることのできる予防接種としては、A型肝炎、B型肝炎、腸チフス、狂犬病、破傷風、髄膜炎など黄熱病などが挙げられます。
これらの予防接種は他の予防接種を受けるまでに一定期間開けなければならない場合もあるので、十分前持った接種が必要です。
ブルキナファソでは入国ビザを申請する段階で黄熱ワクチン接種記録(イエローカード)が必要になっております。
黄熱病の予防接種は接収終了後10日経過して初めて免疫ができるので、黄熱ワクチンの接種は早めに済ませるようにする必要があります。
詳しい情報についてはブルキナファソ大使館などに確認するようにしてください。
ブルキナファソで注意すべき感染症
長期滞在で注意が必要な感染症
- 破傷風
破傷風の菌は日本を含む世界中の土壌の至るところに存在し、怪我をすると傷口から侵入し感染します。感染すると潜伏期間の後に口が開きにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状が出たのち、体のしびれや痛みが体中に...
- A型肝炎
A型肝炎は食べ物や飲み物から経口感染する感染症。日本よりも衛生状況の悪い国で多く見られます。感染すると発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気、嘔吐などの症状の後、黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること...
- B型肝炎
B型肝炎は性行為や適切に消毒されていない医療機器の使用などで血液や体液を介して感染する感染症。発展途上国を中心に世界中で広く流行しておりアジア、アフリカ、南米などが高度流行地域です。 感染した場...
- 狂犬病
狂犬病は世界中の多くの国や地域で発生する感染症で、症状が発症した後はほぼ確実に死に至ります。狂犬病ウイルスに感染した犬や猫、キツネ、アライグマ、コウモリなどの動物に噛まれた際、傷口からウィルスが侵入し...
- ポリオ
ポリオはポリオウィルスによって急性の麻痺が起きる病気です。ポリオウィルスは人の口から入り、腸で増殖して感染します。感染しても90~95%は症状が出ませんが、発症した場合は一生残る麻痺、時には呼吸困難に...
- 腸チフス
腸チフスは多くの発展途上国、特に南アジアで多く見られる感染症です。チフス菌に感染した人の便や尿で汚染された水、氷、食べ物を国にすることで感染が広がります。感染すると1~3週間程度の潜伏期間の後、高熱、...
- 髄膜炎
髄膜炎(侵襲性髄膜炎菌感染症)は世界中でみられますが、主にアフリカ中部に多い感染症です。咳やくしゃみなどによる飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると1日~2週間の潜伏期間の後に頭痛、発熱と、...
- 麻しん(はしか)
麻しん(はしか)は日本を含む世界中に存在する感染症です。麻しんウィルスは非常に感染力が強く、空気感染や咳、くしゃみなどによる飛沫感染、接触感染をします。マスクや手洗いだけでは予防することはできないと言...
- 風しん
風しんは日本を含む世界中に存在する感染症です。風しんウィルスは非常に感染力が強く、咳、くしゃみなど飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると2~3週間の後に発熱、発しん、リンパ節の腫れなどの症状...
- 黄熱
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ブルキナファソで日本語・英語対応可能な医療機関
施設名 | PCIO(Polyclinique International de Ouagadougou ),旧Clinique du Cœur(心臓・循環器専門) |
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地域 | ワガドゥグ |
住所 | OUAGA 2000 アメリカ大使館の近く |
電話番号 | 25374466, 25375100, 25375170, 72696911, 78240650 |
URL | Webサイトへ移動 |
日本語対応 | 不明 |
英語対応 | 不明 |
概要 | 循環器専門病院。経皮的冠動脈形成術可。血液検査・検便・検尿可。マラリア検査可。心臓の病気の際に対応できる病院です。 |
施設名 | Clinique FRANY |
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地域 | ワガドゥグ |
住所 | Zone du Bois Secteur 13 Rue 13-18 Porte 673/691 |
電話番号 | 253,699,327,871,202,000,000,000 |
URL | Webサイトへ移動 |
日本語対応 | 不明 |
英語対応 | 不明 |
概要 | 2009年設立のクリニック。小児科医,総合内科医,皮膚科,産婦人科,放射線科の常勤7名医師の他,歯科診療も行われています。ベッドは15床。内科については24時間対応。 |
施設名 | Clinique les Genets |
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地域 | ワガドゥグ |
住所 | OUAGA 2000 日本大使館から東へ車で5分程度 |
電話番号 | 25374380 / 81 / 83 |
URL | Webサイトへ移動 |
日本語対応 | 不明 |
英語対応 | 不明 |
概要 | 常勤として総合内科医6名,産婦人科医1名。外科医,麻酔科医は非常勤。入院ベッドは44床で個室もしくは二人部屋。レントゲン撮影,血液検査等は院内で施行し,マラリアの診断・治療も可。エコー機器もそれなりに充実。院内に手術施設を備え,外来・病棟も比較的清潔でプライバシーも保たれ空調も完備。室内にシャワー,トイレあります。 |
施設名 | Centre Hospitalier Universitaire YALGADO OUÉDRAOGO |
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地域 | ワガドゥグ |
住所 | Secteur 4 |
電話番号 | 25311655 / 56 / 57 |
URL | Webサイトへ移動 |
日本語対応 | 不明 |
英語対応 | 不明 |
概要 | 首都ワガドゥグにおける国立病院の一つ(医学部附属病院)で,多数の診療科,医師,病床数を有していますが施設の老朽化が著しく,衛生面からも受診はお勧めできません。2018年9月の段階では,CTは故障し再稼働の目処は立っていません。 |
施設名 | CMI(Centre Médical International)市中心街 |
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地域 | ワガドゥグ |
住所 | 21 rue Nazi Boni フランス大使館裏手 |
電話番号 | 25306607 |
URL | Webサイトへ移動 |
日本語対応 | 不明 |
英語対応 | 不明 |
概要 | 常勤医2名,入院ベッド5床。かつてのフランス大使館附属の診療所で,診断技術は日本の一般内科医と遜色ありません。レントゲン撮影設備はなく血液検査の主なものは外注となりますが,院内でマラリアの検鏡による診断や治療は可能です。内科や小児科で受診される邦人も多くいらっしゃいます。 |
情報源:外務省 世界の医療事情より一部抜粋して掲載