ガンビア

ガンビアの安全情報
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- 2020-07-22
ガンビアの気候・風土
アフリカ大陸の西側に位置し、大国セネガルに囲まれたガンビアは、岐阜県ほどの国土面積を持つアフリカ大陸最小の国です。
サバナ気候のため年中温暖で、比較的治安が良く、公用語が英語であるため、日本人にとっては過ごしやすい国でしょう。
ただし、医療水準は低く、衛生状態も良いとは言えないので渡航の際は注意が必要です。
ガンビアでは蚊が媒介する病気が多く見られます。
デング熱、マラリア、チクングニア熱、リフトバレー熱などが流行することもあります。
なるべく蚊に刺されないように長袖などで肌の露出を控え、虫よけや蚊帳などで対策することが勧められます。
野外で活動する際は抗マラリア薬などの内服薬も効果がありますが、事前に医師に相談しましょう。
病状によっては国内で十分な治療が受けられないこともあるので、海外旅行傷害保険への加入はもちろん、緊急移送サービスなど補償内容がしっかりしたものを選んでください。
ガンビアに入国する際は、黄熱の予防接種を受けることがWHOからも推奨されています。
義務ではありませんが、入国時にイエローカード(国際予防接種証明書)の提出が求められることもあります。
イエローカードは接種から10日後に有効になるので、早めに受けておくようにしましょう。2016年7月以降のイエローカードは一生涯有効です。
そのほか、A型・B型肝炎、腸チフス、狂犬病、髄膜炎などの予防接種も受けておいた方が良いです。 子どもはそれらに加え、ポリオなどルーティーンワクチンの接種も必ず受けておくべきでしょう。
"ガンビアで注意すべき感染症
長期滞在で注意が必要な感染症
- 破傷風
破傷風の菌は日本を含む世界中の土壌の至るところに存在し、怪我をすると傷口から侵入し感染します。感染すると潜伏期間の後に口が開きにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状が出たのち、体のしびれや痛みが体中に...
- A型肝炎
A型肝炎は食べ物や飲み物から経口感染する感染症。日本よりも衛生状況の悪い国で多く見られます。感染すると発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気、嘔吐などの症状の後、黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること...
- B型肝炎
B型肝炎は性行為や適切に消毒されていない医療機器の使用などで血液や体液を介して感染する感染症。発展途上国を中心に世界中で広く流行しておりアジア、アフリカ、南米などが高度流行地域です。 感染した場...
- 狂犬病
狂犬病は世界中の多くの国や地域で発生する感染症で、症状が発症した後はほぼ確実に死に至ります。狂犬病ウイルスに感染した犬や猫、キツネ、アライグマ、コウモリなどの動物に噛まれた際、傷口からウィルスが侵入し...
- ポリオ
ポリオはポリオウィルスによって急性の麻痺が起きる病気です。ポリオウィルスは人の口から入り、腸で増殖して感染します。感染しても90~95%は症状が出ませんが、発症した場合は一生残る麻痺、時には呼吸困難に...
- 腸チフス
腸チフスは多くの発展途上国、特に南アジアで多く見られる感染症です。チフス菌に感染した人の便や尿で汚染された水、氷、食べ物を国にすることで感染が広がります。感染すると1~3週間程度の潜伏期間の後、高熱、...
- 髄膜炎
髄膜炎(侵襲性髄膜炎菌感染症)は世界中でみられますが、主にアフリカ中部に多い感染症です。咳やくしゃみなどによる飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると1日~2週間の潜伏期間の後に頭痛、発熱と、...
- 麻しん(はしか)
麻しん(はしか)は日本を含む世界中に存在する感染症です。麻しんウィルスは非常に感染力が強く、空気感染や咳、くしゃみなどによる飛沫感染、接触感染をします。マスクや手洗いだけでは予防することはできないと言...
- 風しん
風しんは日本を含む世界中に存在する感染症です。風しんウィルスは非常に感染力が強く、咳、くしゃみなど飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると2~3週間の後に発熱、発しん、リンパ節の腫れなどの症状...
- 黄熱
...
ガンビアで日本語・英語対応可能な医療機関
施設名 | Edward Francis Small Teaching Hospital |
---|---|
地域 | バンジュール |
住所 | Independence Drive, Banjul |
電話番号 | 99-00-598 |
URL | Webサイトへ移動 |
日本語対応 | 不明 |
英語対応 | 可 |
概要 | 医学部に隣接する国立の研修病院で,以前Royal Victoria Teaching Hospitalと呼ばれていました。国内随一の総合病院ですが,施設・機材は老朽化しており,医療機材の維持も困難な状況です。CTは修理され稼働していますが,MRIは稼働していません。ガンビア人医師のほか,キューバや中国から医師の派遣を受けており,多くは英語が通じます。 |
情報源:外務省 世界の医療事情より一部抜粋して掲載