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ギニア


ギニアの気候・風土

西アフリカの西端に位置するギニア共和国は、日本の本州と同じほどの国土面積を持ち、1200万の人口を擁する国です。
「給水塔」とも称されるほどの高温多湿の気候で、年間を通じて平均の最高気温が30℃を超えており、降水量は年間4000ミリに達します。
5月の中旬から10月にかけての雨季は特に雨が多く、あらゆるところで冠水が起き、カビも大量に発生します。
一方、乾季にはまったくと言ってよいほど雨が降らず、サハラ砂漠からの砂で空が黄色く覆われるほどです。

ギニアでは水道は一部通じていますが、とても飲用できるような水質ではないため、現地の食べ物や飲み物には十分に気を付けてください。
ホテルのレストランですらしばしば食中毒が見られます。
そのほかにも気を付けたい病気がいくつもあります。

特にマラリアの発生が多く、しかも大半が重症化して死亡することの多い熱帯熱マラリアです。
ギニア人の死因第1位であり、治療の遅れが命取りになります。感染には十分に注意しましょう。

また、乾季には髄膜炎も多く見られます。なるべく渡航前に予防接種を受けておくことをおすすめします。
なお、ギニアには野犬が多く狂犬病も見られます。野生の動物には手を触れないようにし、万一噛まれた時はすぐに病院を受診しましょう。

ギニアへの入国には黄熱の予防接種が必須です。
それ以外もA型肝炎B型肝炎髄膜炎狂犬病腸チフスポリオなどなるべく受けておきましょう。
ギニアで日本と同等の治療は望めないので、海外旅行傷害保険は十分な補償内容のものを選んでください。


ギニアで注意すべき感染症

長期滞在で注意が必要な感染症

ギニアで日本語・英語対応可能な医療機関

施設名Clinique Ambroise Paré (クリニク アンボロワーズ パレ)
地域コナクリ
住所Quartier Camayenne, Corniche Nord, Commune du Dixinn, Conakry
電話番号660 00 00 22
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日本語対応 不明
英語対応 不明
概要立の総合病院で邦人の利用実績もあります。一般的疾患,軽度外傷の治療ができます。マラリアの対応も可能です。レントゲン,血液検査,心電図,超音波,CT,MRIなどの検査が可能です。救急対応も可能で,救急車要請ができます。基本的には仏語のみです。医師15名が在籍し,入院病床は50床です。当国で一番設備が整っている病院ですので,基本的には同院の受診をおすすめします。保険会社数社のキャッシュレスサービス,緊急移送にも対応しています。治療費用は日本で保険外診療を受けるときと同程度です(例:3日間入院して各種検査と点滴治療を受けた場合,約30~40万円)。

情報源:外務省 世界の医療事情より一部抜粋して掲載