ギニア

ギニアの安全情報
- 2021-09-08
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- 2021-08-04
ギニアの気候・風土
西アフリカの西端に位置するギニア共和国は、日本の本州と同じほどの国土面積を持ち、1200万の人口を擁する国です。
「給水塔」とも称されるほどの高温多湿の気候で、年間を通じて平均の最高気温が30℃を超えており、降水量は年間4000ミリに達します。
5月の中旬から10月にかけての雨季は特に雨が多く、あらゆるところで冠水が起き、カビも大量に発生します。
一方、乾季にはまったくと言ってよいほど雨が降らず、サハラ砂漠からの砂で空が黄色く覆われるほどです。
ギニアでは水道は一部通じていますが、とても飲用できるような水質ではないため、現地の食べ物や飲み物には十分に気を付けてください。
ホテルのレストランですらしばしば食中毒が見られます。
そのほかにも気を付けたい病気がいくつもあります。
特にマラリアの発生が多く、しかも大半が重症化して死亡することの多い熱帯熱マラリアです。
ギニア人の死因第1位であり、治療の遅れが命取りになります。感染には十分に注意しましょう。
また、乾季には髄膜炎も多く見られます。なるべく渡航前に予防接種を受けておくことをおすすめします。
なお、ギニアには野犬が多く狂犬病も見られます。野生の動物には手を触れないようにし、万一噛まれた時はすぐに病院を受診しましょう。
ギニアへの入国には黄熱の予防接種が必須です。
それ以外もA型肝炎、B型肝炎、髄膜炎、狂犬病、腸チフス、ポリオなどなるべく受けておきましょう。
ギニアで日本と同等の治療は望めないので、海外旅行傷害保険は十分な補償内容のものを選んでください。
ギニアで注意すべき感染症
長期滞在で注意が必要な感染症
- 破傷風
破傷風の菌は日本を含む世界中の土壌の至るところに存在し、怪我をすると傷口から侵入し感染します。感染すると潜伏期間の後に口が開きにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状が出たのち、体のしびれや痛みが体中に...
- A型肝炎
A型肝炎は食べ物や飲み物から経口感染する感染症。日本よりも衛生状況の悪い国で多く見られます。感染すると発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気、嘔吐などの症状の後、黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること...
- B型肝炎
B型肝炎は性行為や適切に消毒されていない医療機器の使用などで血液や体液を介して感染する感染症。発展途上国を中心に世界中で広く流行しておりアジア、アフリカ、南米などが高度流行地域です。 感染した場...
- 狂犬病
狂犬病は世界中の多くの国や地域で発生する感染症で、症状が発症した後はほぼ確実に死に至ります。狂犬病ウイルスに感染した犬や猫、キツネ、アライグマ、コウモリなどの動物に噛まれた際、傷口からウィルスが侵入し...
- ポリオ
ポリオはポリオウィルスによって急性の麻痺が起きる病気です。ポリオウィルスは人の口から入り、腸で増殖して感染します。感染しても90~95%は症状が出ませんが、発症した場合は一生残る麻痺、時には呼吸困難に...
- 腸チフス
腸チフスは多くの発展途上国、特に南アジアで多く見られる感染症です。チフス菌に感染した人の便や尿で汚染された水、氷、食べ物を国にすることで感染が広がります。感染すると1~3週間程度の潜伏期間の後、高熱、...
- 髄膜炎
髄膜炎(侵襲性髄膜炎菌感染症)は世界中でみられますが、主にアフリカ中部に多い感染症です。咳やくしゃみなどによる飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると1日~2週間の潜伏期間の後に頭痛、発熱と、...
- 麻しん(はしか)
麻しん(はしか)は日本を含む世界中に存在する感染症です。麻しんウィルスは非常に感染力が強く、空気感染や咳、くしゃみなどによる飛沫感染、接触感染をします。マスクや手洗いだけでは予防することはできないと言...
- 風しん
風しんは日本を含む世界中に存在する感染症です。風しんウィルスは非常に感染力が強く、咳、くしゃみなど飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると2~3週間の後に発熱、発しん、リンパ節の腫れなどの症状...
- 黄熱
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ギニアで日本語・英語対応可能な医療機関
施設名 | Clinique Ambroise Paré (クリニク アンボロワーズ パレ) |
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地域 | コナクリ |
住所 | Quartier Camayenne, Corniche Nord, Commune du Dixinn, Conakry |
電話番号 | 660 00 00 22 |
URL | Webサイトへ移動 |
日本語対応 | 不明 |
英語対応 | 不明 |
概要 | 立の総合病院で邦人の利用実績もあります。一般的疾患,軽度外傷の治療ができます。マラリアの対応も可能です。レントゲン,血液検査,心電図,超音波,CT,MRIなどの検査が可能です。救急対応も可能で,救急車要請ができます。基本的には仏語のみです。医師15名が在籍し,入院病床は50床です。当国で一番設備が整っている病院ですので,基本的には同院の受診をおすすめします。保険会社数社のキャッシュレスサービス,緊急移送にも対応しています。治療費用は日本で保険外診療を受けるときと同程度です(例:3日間入院して各種検査と点滴治療を受けた場合,約30~40万円)。 |
情報源:外務省 世界の医療事情より一部抜粋して掲載