ガーナ

ガーナの安全情報
- 2021-09-21
シエラレオネの新型コロナウイルス対策について(その20):シエラレオネ入国時の措置の変更(ワクチン未接種者のPCR検査結果が出るまでの間の自費による義務的隔離等)(ガーナ)
- 2021-08-27
- 2021-08-18
- 2021-07-30
- 2021-07-16
- 2021-07-16
- 2021-07-13
- 2021-07-06
- 2021-07-06
- 2021-07-02
シエラレオネの新型コロナウイルス対策について(その19):シエラレオネ全土における夜11時から朝5時までの夜間外出禁止措置等(ガーナ)
ガーナの気候・風土
ガーナは非常に高温多湿の熱帯性気候で、上下水道ともに普及率が低く、そのうえ停電や断水が頻発するため、衛生水準が非常に低い国です。
飲食物を媒介して感染する感染症が多く、コレラも多数見られます。
ガーナ人の死因の30%以上が感染症だと言われるほどです。
また、風土病も年中流行しており、治療が遅れると死に至ることもある熱帯熱マラリアも多く見られます。ガーナに渡航する際はこうした感染症の対策を十分に行ってください。
気温、湿度ともに非常に高い国ですので、子どもや高齢者はふつうに過ごしているだけで脱水症状を示すことがあります。
悪くすると命にもかかわるので、水分補給をこまめに行い、外出時は長袖や帽子の着用を心がけるなど十分に注意してください。
また、感染症が多いため、食べ物や飲み物は日本から持参するか、信頼できるレストランでしっかり加熱調理したものだけを口にするようにした方がよいでしょう。
コップや皿が濡れているだけでも病原体がいることがあるので細心の注意が必要です。
最も注意すべき病気はマラリアです。
1年を通じて感染者が出ており、感染を避けるために蚊が活発に活動する夕方から明け方までの外出はなるべくさけ、また外出する際には長袖、長ズボンを着用して肌の露出を避け、虫よけを使用するなどの対策が必要になります。
また、ガーナは黄熱の汚染地帯です。2011年以降特に増えています。
蚊の媒介で発症して発熱、頭痛、腹痛などから始まり、重症化すると高い確率で死亡する怖い病気です。
黄熱の予防接種はガーナに入国する際の義務ですので、必ず事前に受けておきましょう。
1回予防接種を受ければ一生有効なイエローカード(国際予防接種証明書)がもらえます。
また、A型肝炎、B型肝炎、破傷風、腸チフス、髄膜炎、狂犬病などの予防接種も受けておくべきです。
子どももポリオなど日本での定期予防接種に加え、大人と同様の予防接種を受けておくことをおすすめします。
ガーナで注意すべき感染症
長期滞在で注意が必要な感染症
- 破傷風
破傷風の菌は日本を含む世界中の土壌の至るところに存在し、怪我をすると傷口から侵入し感染します。感染すると潜伏期間の後に口が開きにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状が出たのち、体のしびれや痛みが体中に...
- A型肝炎
A型肝炎は食べ物や飲み物から経口感染する感染症。日本よりも衛生状況の悪い国で多く見られます。感染すると発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気、嘔吐などの症状の後、黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること...
- B型肝炎
B型肝炎は性行為や適切に消毒されていない医療機器の使用などで血液や体液を介して感染する感染症。発展途上国を中心に世界中で広く流行しておりアジア、アフリカ、南米などが高度流行地域です。 感染した場...
- 狂犬病
狂犬病は世界中の多くの国や地域で発生する感染症で、症状が発症した後はほぼ確実に死に至ります。狂犬病ウイルスに感染した犬や猫、キツネ、アライグマ、コウモリなどの動物に噛まれた際、傷口からウィルスが侵入し...
- ポリオ
ポリオはポリオウィルスによって急性の麻痺が起きる病気です。ポリオウィルスは人の口から入り、腸で増殖して感染します。感染しても90~95%は症状が出ませんが、発症した場合は一生残る麻痺、時には呼吸困難に...
- 腸チフス
腸チフスは多くの発展途上国、特に南アジアで多く見られる感染症です。チフス菌に感染した人の便や尿で汚染された水、氷、食べ物を国にすることで感染が広がります。感染すると1~3週間程度の潜伏期間の後、高熱、...
- 髄膜炎
髄膜炎(侵襲性髄膜炎菌感染症)は世界中でみられますが、主にアフリカ中部に多い感染症です。咳やくしゃみなどによる飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると1日~2週間の潜伏期間の後に頭痛、発熱と、...
- 麻しん(はしか)
麻しん(はしか)は日本を含む世界中に存在する感染症です。麻しんウィルスは非常に感染力が強く、空気感染や咳、くしゃみなどによる飛沫感染、接触感染をします。マスクや手洗いだけでは予防することはできないと言...
- 風しん
風しんは日本を含む世界中に存在する感染症です。風しんウィルスは非常に感染力が強く、咳、くしゃみなど飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると2~3週間の後に発熱、発しん、リンパ節の腫れなどの症状...
- 黄熱
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ガーナで日本語・英語対応可能な医療機関
施設名 | Health Screen Ghana(ヘルス・スクリーン・ガーナ) |
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地域 | アクラ市 |
住所 | No. 1 Information Drive, Workers college Adabraka, Accra |
電話番号 | 024-427-3345 |
URL | Webサイトへ移動 |
日本語対応 | 不明 |
英語対応 | 不明 |
概要 | 診療時間(平日)8時~16時,(祝日)8時~12時,土・日休診。家庭医のクリニックで入院設備はありませんが,入院を要する場合は手配をしてくれます。院長Dr. Richard D'Almeida医師は特にマラリア等熱帯医学に詳しい。専門性の高い病状の場合は専門医を紹介してくれます。 |
情報源:外務省 世界の医療事情より一部抜粋して掲載