つばめNaviは海外渡航のための予防接種サイトです。
渡航先の情報から予防接種の病院探しまでここで完結できます。

Pick Up!コンテンツ

モーリタニア


モーリタニアの気候・風土

モーリタニアは正式名称をモーリタニア・イスラム共和国といい、アフリカ大陸の北西部に位置しています。
アルジェリア、マリ、セネガルと国境を接しており、西側は太平洋に面しています。
国土のほとんどが砂漠に覆われているため、非常に乾燥しており砂漠地帯には人がほとんどいません。
サハラ砂漠はその面積を広げており、モーリタニアを悩ませています。
気候区分ではモーリタニア全土が砂漠気候ですが、南部のセネガル川流域ではステップ気候があり、雨季には少量の雨が降る状態です。

アフリカ大陸全土で見られる感染症にはいつも注意が必要です。
マラリア、黄熱病にかからないためには長袖・長ズボンを着用し肌の露出を控え、虫よけクリームなどを使用して蚊に刺されないようにすることが重要です。
さらに赤痢、コレラ、サルモネラなどの感染性胃腸にも多くの人が感染します。これはモーリタニアでは非常に一般的な病気です。
食品を選ぶ際にはきれいなもの、加熱されたものを選ぶこと、ミネラルウォーターを飲むこと、不衛生なレストランは避けること、手洗いをこまめにしっかりすることなどによって予防できます。
売られている野菜・果物には寄生虫が付いていることも多いので、流水でよく洗うようにしてください。

加えて排気ガスや土埃の影響で結核になる人もいることを覚えておきましょう。
こうした感染症への心配を減らすために、日本で予防接種を受けることも推奨されています。
モーリタニアへの入国は、WHOから黄熱の予防接種を受けることが推奨されています。
入国の際にイエローカード(国際予防接種証明書)の提示を求められる場合があるので、渡航前に必ず予防接種を受けておき、イエローカードを携行することを忘れないでください。
それ以外にもA型肝炎B型肝炎髄膜炎狂犬病破傷風腸チフスポリオなどの予防接種はなるべく受けておくことをおすすめします。


モーリタニアで注意すべき感染症

長期滞在で注意が必要な感染症

モーリタニアで日本語・英語対応可能な医療機関

施設名Centre Hospitalier National de Nouakchott
地域ヌアクショット
住所Tevragh-Zeina
電話番号4525 7261
URL Webサイトへ移動
日本語対応 不明
英語対応 不可
概要モーリタニア国内で最大規模の国立病院で,入院病床が約380床あります。内科,外科,産婦人科,小児科,脳外科,整形外科などほぼすべての診療を行い,手術部,救急部,人工透析等があります。また,血液検査機器,レントゲン撮影装置,CT装置を備えており,市内の各病医院から重症患者を受け入れています。かつて病院内は不潔でしたが,リフォームを行いつつあり,かなりきれいになってきました。しかし,現地人患者で混雑しているためもあり,緊急時などのやむを得ない場合のみ受診をお勧めします。英語は通じません。

情報源:外務省 世界の医療事情より一部抜粋して掲載