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ケニア


ケニアの気候・風土

ケニア共和国は、東アフリカに位置する国です。首都はナイロビで、イギリス連邦に加盟しています。
赤道直下に位置するケニアは、インド洋などの沿岸部は年間の平均気温が26度の熱帯性気候となっています。
しかし、ケニアのほとんどの部分は標高が1100メートルから1800メートルの高原です。
そのため、沿岸部以外は年間の平均気温が19度の乾燥した高原サバンナ地帯となっています。
11月から3月にかけてと、5月から9月にかけてはモンスーンと呼ばれる季節風が吹くのが特徴です。

ケニアには42もの民族が存在していると言われています。その他にも、アジアやヨーロッパ、アラブの民族がわずかながら存在しているようです。
ナイロビ大学があることからも分かるように、国民の識字率は比較的高く、作家なども多く輩出しています。
また、サッカーや陸上競技、バレーボールなどスポーツも盛んな国です。

ケニアは他のアフリカの国々に比べると比較的安全な部類に入りますが、水道水をそのまま飲むなどすると、下痢をする恐れがあります。
首都ナイロビでも、生水は避けた方が賢明です。また、衛生状態の悪い地方になると、腸チフスや赤痢の危険がありますので、十分な注意が必要です。

さらに、ナイロビではほとんど心配ないものの、ヴィクトリア湖やインド洋に面した地域になると、マラリアが流行しています。
逆にナイロビ市内では排気ガスなどによる空気汚染が目立ち、呼吸器疾患にかかる恐れもあります。

ケニアはWHOが指定する黄熱に感染する危険のある国となっており、入国する際は黄熱の予防接種を受けることが推奨されています。
入国時にイエローカード(国際予防接種証明書)の提出が求められることもあります。
イエローカードは接種から10日後に有効になるので、早めに受けておくようにしましょう。

その他に注意すべき感染症は、A型肝炎B型肝炎破傷風狂犬病腸チフス髄膜炎ポリオなどです。
これらの感染症はすべて有効なワクチンがありますので、渡航する際は事前にこれらの予防接種は受けておきましょう。


ケニアで注意すべき感染症

長期滞在で注意が必要な感染症

ケニアで日本語・英語対応可能な医療機関

施設名ナイロビ病院,The Nairobi Hospital
地域ナイロビ
住所Argwings Kodhek Rd, Nairobi
電話番号020-2845 000
URL Webサイトへ移動
日本語対応 不明
英語対応
概要官庁街近くにある大きな私立総合病院。24時間対応の救急外来,CT,MRIも備えている。英語対応。クレジットカード可。

情報源:外務省 世界の医療事情より一部抜粋して掲載