セネガル
セネガルの安全情報
- 2021-08-31
- 2021-08-14
- 2021-08-12
- 2021-07-19
- 2021-07-16
- 2021-07-12
- 2021-06-05
- 2021-05-22
- 2021-05-15
- 2021-05-08
セネガルの気候・風土
サハラ砂漠の西南端に位置し、モーリタニア、マリ、ギニアなどと国境を接する国がセネガルです。
西アフリカのこの地帯特有の熱帯乾燥気候で、7~9月の雨季と10~6月の乾季とで気候がはっきり分かれているのが特徴です。
セネガルは、雨季は平均気温が27℃にもなる非常に高温多湿の環境であり、蚊が急増するため、マラリアなど蚊を媒介として発症する感染症のリスクが高いです。
また、高温多湿のため、旅行者には下痢、赤痢、サルモネラなど消化器の感染症がよく見られます。
一方、乾季にはサハラ砂漠からの季節風により砂塵が舞い、呼吸器の感染症や細菌性の髄膜炎などが流行しやすいです。
内陸部では気温が50℃にも達することがあります。渡航する際は雨季と乾季で環境を考慮して、蚊の対策や服装の準備などしっかりしておきましょう。
セネガルに入国するには黄熱の予防接種が条件です。予防接種証明書であるイエローカードの提示を入国時に求められることがあります。
また、A型肝炎、B型肝炎、破傷風、腸チフス、狂犬病などの予防接種もなるべく受けておきましょう。
ポリオに感染するリスクもないとは限らないので、追加での予防接種をご検討ください。
セネガルは、首都ダカールとそれ以外で医療レベルに大きな隔たりがあります。
ダカールでも頻繁に停電が起こり、十分な診療が受けられない可能性もあるので注意です。
海外旅行傷害保険に加入するのは当然として、手厚い補償内容のものを選ぶことをおすすめします。
セネガルで注意すべき感染症
長期滞在で注意が必要な感染症
- 破傷風
破傷風の菌は日本を含む世界中の土壌の至るところに存在し、怪我をすると傷口から侵入し感染します。感染すると潜伏期間の後に口が開きにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状が出たのち、体のしびれや痛みが体中に...
- A型肝炎
A型肝炎は食べ物や飲み物から経口感染する感染症。日本よりも衛生状況の悪い国で多く見られます。感染すると発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気、嘔吐などの症状の後、黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること...
- B型肝炎
B型肝炎は性行為や適切に消毒されていない医療機器の使用などで血液や体液を介して感染する感染症。発展途上国を中心に世界中で広く流行しておりアジア、アフリカ、南米などが高度流行地域です。 感染した場...
- 狂犬病
狂犬病は世界中の多くの国や地域で発生する感染症で、症状が発症した後はほぼ確実に死に至ります。狂犬病ウイルスに感染した犬や猫、キツネ、アライグマ、コウモリなどの動物に噛まれた際、傷口からウィルスが侵入し...
- ポリオ
ポリオはポリオウィルスによって急性の麻痺が起きる病気です。ポリオウィルスは人の口から入り、腸で増殖して感染します。感染しても90~95%は症状が出ませんが、発症した場合は一生残る麻痺、時には呼吸困難に...
- 腸チフス
腸チフスは多くの発展途上国、特に南アジアで多く見られる感染症です。チフス菌に感染した人の便や尿で汚染された水、氷、食べ物を国にすることで感染が広がります。感染すると1~3週間程度の潜伏期間の後、高熱、...
- 髄膜炎
髄膜炎(侵襲性髄膜炎菌感染症)は世界中でみられますが、主にアフリカ中部に多い感染症です。咳やくしゃみなどによる飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると1日~2週間の潜伏期間の後に頭痛、発熱と、...
- 麻しん(はしか)
麻しん(はしか)は日本を含む世界中に存在する感染症です。麻しんウィルスは非常に感染力が強く、空気感染や咳、くしゃみなどによる飛沫感染、接触感染をします。マスクや手洗いだけでは予防することはできないと言...
- 風しん
風しんは日本を含む世界中に存在する感染症です。風しんウィルスは非常に感染力が強く、咳、くしゃみなど飛沫感染で人から人へ感染が広がります。感染すると2~3週間の後に発熱、発しん、リンパ節の腫れなどの症状...
- 黄熱
...
セネガルで日本語・英語対応可能な医療機関
施設名 | Clinique du Cap (クリニック・ド・キャップ) |
---|---|
地域 | ダカール |
住所 | Avenue de Pasteur, フランス大使公邸の向かい側 |
電話番号 | 33-821-3627 |
URL | Webサイトへ移動 |
日本語対応 | 不明 |
英語対応 | 不明 |
概要 | 内科,外科,産婦人科,神経内科,眼科,小児科を有する私立病院。入院・手術,人工透析,および,レントゲン・CT・MRI・エコー検査が可能。フランス語,一部の医師にのみ英語が通じます。24時間の救急対応も可能です。現金,小切手(当地の銀行口座),クレジットカードが使用できます。入院に際して保証金約800,000 FCFAが必要です。 |
情報源:外務省 世界の医療事情より一部抜粋して掲載