つばめNaviは海外渡航のための予防接種サイトです。
渡航先の情報から予防接種の病院探しまでここで完結できます。

Pick Up!コンテンツ

セネガル


セネガルの気候・風土

"

サハラ砂漠の西南端に位置し、モーリタニア、マリ、ギニアなどと国境を接する国がセネガルです。
西アフリカのこの地帯特有の熱帯乾燥気候で、7~9月の雨季と10~6月の乾季とで気候がはっきり分かれているのが特徴です。

セネガルは、雨季は平均気温が27℃にもなる非常に高温多湿の環境であり、蚊が急増するため、マラリアなど蚊を媒介として発症する感染症のリスクが高いです。
また、高温多湿のため、旅行者には下痢、赤痢、サルモネラなど消化器の感染症がよく見られます。
一方、乾季にはサハラ砂漠からの季節風により砂塵が舞い、呼吸器の感染症や細菌性の髄膜炎などが流行しやすいです。
内陸部では気温が50℃にも達することがあります。渡航する際は雨季と乾季で環境を考慮して、蚊の対策や服装の準備などしっかりしておきましょう。

セネガルに入国するには黄熱の予防接種が条件です。予防接種証明書であるイエローカードの提示を入国時に求められることがあります。
また、A型肝炎B型肝炎破傷風腸チフス狂犬病などの予防接種もなるべく受けておきましょう。
ポリオに感染するリスクもないとは限らないので、追加での予防接種をご検討ください。

セネガルは、首都ダカールとそれ以外で医療レベルに大きな隔たりがあります。
ダカールでも頻繁に停電が起こり、十分な診療が受けられない可能性もあるので注意です。
海外旅行傷害保険に加入するのは当然として、手厚い補償内容のものを選ぶことをおすすめします。


セネガルで注意すべき感染症

長期滞在で注意が必要な感染症

セネガルで日本語・英語対応可能な医療機関

施設名Clinique du Cap (クリニック・ド・キャップ)
地域ダカール
住所Avenue de Pasteur, フランス大使公邸の向かい側
電話番号33-821-3627
URL Webサイトへ移動
日本語対応 不明
英語対応 不明
概要内科,外科,産婦人科,神経内科,眼科,小児科を有する私立病院。入院・手術,人工透析,および,レントゲン・CT・MRI・エコー検査が可能。フランス語,一部の医師にのみ英語が通じます。24時間の救急対応も可能です。現金,小切手(当地の銀行口座),クレジットカードが使用できます。入院に際して保証金約800,000 FCFAが必要です。

情報源:外務省 世界の医療事情より一部抜粋して掲載